<▲図:現行プランと新プラン「マイピタ」の比較> |
一方で1GB、10GB、20GBコースを利用中の方に関しては自動的に新料金が適用されることになる。それ以外の既存プランのユーザーは自動移行しないが、毎月無料でデータ量がプレゼントされる特典が提供される。
具体的には500MB(デュアルタイプのみ)の方には1GB、3GB(デュアルタイプのみ)では3GB、6GBの方は6GB付与される。
すなわち、現行プランを継続利用する方にも極端な不利が生じない措置が採られている形となり、既存ユーザーにとっては親切な対応だと考えていいと思う。意外と珍しい対応だが、マイネオらしいといえばマイネオらしい。
さて、新プランのマイピタだが、かなりシンプルなラインナップとなっている。
まず大きな変化は回線インフラによる差がなくなった点だ。マイネオではNTTドコモ(以下、ドコモ)、au、ソフトバンクと3キャリアの回線インフラに対応したサービス/料金プランを展開しているが、現行プランでは同じ月間データ量のプランでも回線インフラによって料金に差が設けられていた。
当然ながら回線インフラの使用料は各社で異なるので、料金プランにも反映されることは理解できるが、バックグラウンドのコストを意識するユーザーは少ないと思うだけに、今回、シンプルに統一されたのは大きな改善に見える。少なくとも複雑さは無くなり、非常に分かりやすくなった。
そして「音声通話+データ通信」と「データ通信のみ」のプランに大きく区分され、それぞれに月間データ量違いで4種類のプランが用意された。
データ量は1GB、5GB、10GB、20GBの4種類。
料金は音声通話対応プランでは1GBが1,180円、5GBが1,380円、10GBが1,780円、20GBが1,980円、データ通信のみの場合はそれぞれ順に800円、1,150円、1,550円、1,750円となっている。
音声通話対応プランでは、10分以内の国内通話が何度でもかけ放題となる「mineoでんわ10分かけ放題」をオプションで付けることもできる。また、データ通信速度が最大500kbpsになるもののデータ量を消費せずに利用できる「パケット放題」もオプション扱いとなっている。
また、オプテージはマイネオにおける新プランの提供に合わせ、2月1日よりキャンペーンも実施する。
「月額基本料金割引キャンペーン」では、月額基本料が3ヶ月間1,080円割引になる。ただし、5GB以上のプランが対象。他には「パケット放題(500kbps)最大4カ月無料キャンペーン」、「Twitter企画「埋(マイ)蔵ギガ発掘大調査!」」といった企画も用意されている。
大抵、こうしたキャンペーン実施中の申し込みはお得なタイミングの一つなので、格安SIM/スマホサービスへの切り替えを考えている方は要チェックだ。
なお、新プランへの新規申込み、既存ユーザーによる変更申込み、いずれにおいても2月1日から受付開始となる予定だ。
【情報元、参考リンク】
・mineo
・オプテージ/プレスリリース