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ドコモのXperia 5 IIに5Gの下り最大4.2Gbps対応アップデート提供開始!2つの高周波数帯を束ねて実現。Galaxy Note20 Ultra 5G、SH-52Aでも対応予定

NTTドコモ(以下、ドコモ)とQualcomm Technologies, Inc.(以下、クアルコム)は7日、「sub6」と呼ばれる、3.7GHz帯と4.5GHz帯の周波数を束ねるキャリアアグリゲーション(以下、sub6-CA。キャリアアグリゲーション自体はこの周波数帯に限ったものではなく、複数の周波数帯を束ねて同時通信する技術のこと)の提供を開始した。

これは世界では初の事例となり、5Gにおける通信速度が下り最大4.2Gbpsにまで向上する。

加えて、sub6-CAに対応させるために「Xperia 5 II SO-52A」において最新のソフトウェア更新(アップデート)の提供が開始となった。Xperia 5 IIは、最新アップデートを適用することでsub6-CAに対応し、下り最大4.2Gbpsでの通信が可能となる。

また、「Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A」も12月中に、「Wi-Fi STATION SH-52A」も今冬以降に対応予定となっている。

今回のsub6-CAでは、3.7GHz帯における100MHz幅の帯域と4.5GHz帯における100MHz幅の帯域を束ねることで高速化を実現する。

これはクアルコム社との協業によって実現したことだという。

なお、当然ながらいくらXperia 5 IIに最新アップデートを適用しても、対応エリアでなければ下り最大4.2Gbpsの通信はできないので注意して欲しい。依然として5Gエリアは狭いが、徐々に拡大しているので、Xperia 5 IIやGalaxy Note20 Ultra 5G、SH-52Aのユーザーはもちろん、今後5Gスマートフォンを購入予定の方も、5Gエリア情報をたまにチェックしてみよう。

【情報元、参考リンク】
ドコモ/プレスリリース
ドコモ/5Gについて
ドコモオンラインショップ/Xperia 5 II製品ページ
GAPSIS/Xperia 5 II端末レポート記事
ドコモオンラインショップ

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