<▲図:AQUOS sense4> |
SIMフリー版のAQUOS sense4は格安SIM/スマホサービス各社が取り扱うが、すでにIIJmio、goo Simseller(モバイル通信サービスのセットはOCN モバイル ONE)、NifMoが取り扱うことを明らかにしている。
価格は事業者によってまちまちで、実施されるキャンペーンなどによっても異なる。例えばIIJmioでは端末価格は29,800円(税抜)だが、3,000円分のデジタルギフトが貰えるキャンペーンがある。goo Simsellerでは、OCN モバイル ONEの音声通話SIM/サービスとのセットでのセール価格が18,000円だ。この数字だけを見るとgoo Simsellerの方が圧倒的にお得だが、最終的には通信プランの料金や内容も考慮すべきなので、総合的な比較が必要だ。
今回のAQUOS senseもシリーズならではのコストパフォーマンスが大きな魅力で、スペックもバランスよく構成されている。
コストの割に性能に優れるCPU「Snapdragon 720G」を採用し、ディスプレイは手頃なサイズとなる5.8インチでフルHD+(2,280 x 1,080ドット)のIGZO液晶。メモリは4GB、ストレージは64GBと、この辺りも実用的なレベルをキープ。
バッテリー容量が4,750mAhと大きく、長時間の連続駆動が可能な点も魅力だし、それでいてボディサイズが約148 x 71 x 8.9mmとコンパクトな点も良い。重さはさすがに約177gと、それなりに重いが、コンパクトなボディのおかげもあって、持ちにくいということもない。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothは5.1、防水・防塵に加えて耐衝撃性能を備え、生体認証では顔認証だけでなく指紋認証にも対応しているので、一日の中でマスクの脱着がある現在でも使いやすい。おサイフケータイにも対応する。
そして昨今のマルチカメラのトレンドはAQUOS sense4も同様で、背面に標準カメラ、広角カメラ、望遠カメラの構成によるトリプルカメラを搭載する。望遠カメラでは光学2倍ズームも可能だ。フロントのカメラは約800万画素のシングルカメラで、ちょうど上部中央に位置する。ディスプレイのその部分は半円形に抜かれている。
また、2枚のSIMカードを使用できる「DSDV」に対応し、2回線のLTEを使えるのも特徴だ。
良くも悪くも無難にまとまったAQUOS sense4は、手頃なAndroidスマートフォンを求めている方には有力な選択肢の一つになると思う。
【情報元、参考リンク】
・IIJmio
・goo Simseller(OCNモバイルONEのSIMとセットで割引)
・NifMo
・シャープ/プレスリリース