<▲図:CureApp SC、患者用アプリのイメージ> |
同社によれば、治療用アプリ・デジタル療法の保険適用は国内では初の事例だという。さらに、禁煙治療領域においては世界的に見ても初になる。
CureApp SCは、サービスのフルネームに「及びCOチェッカー」と記されていることから想像できるが、アプリ単体のサービスではなく、ユーザーの呼気の一酸化炭素濃度を測ることができる機器、すなわちCOチェッカーと組み合わせて利用する治療サービスとなっている。
<▲図:CureApp SC。アプリやCOチェッカー> |
より正確に言えば、ユーザー、すなわち患者が自身のスマートフォンにインストールして利用する患者用アプリと、医師用アプリ、そしてCOチェッカーといった3つの要素で構成される。
患者用アプリでは、治療状況や体調などにあわせた個別化されたガイダンスが提供されるという。医師の介入が難しい日常生活の中での「治療空白」期間をアプリがサポートすることとなり、禁煙継続率が上がるという。
また、患者用アプリに患者が入力する内容は医師用アプリから把握することが可能なので、医師は前回の診療以降の患者の様子を仔細にわたって知ることができ、より効率的な禁煙治療が可能になるという。
なお、患者用アプリ自体は誰でもダウンロード/インストールできるようだが、利用にあたっては医師から処方されるキーコードが必要になるようだ。このコードを使うことで初めてログインでき、治療に使用できるようになるという。
CureApp SCの提供開始日は12月1日の予定だ。
【情報元、参考リンク】
・CureApp公式サイト
・CureApp/プレスリリース