今春から商用サービスの本格提供を開始した楽天モバイルだが、先行他社に追いつくべく、4G及び5Gの自社インフラの整備を進めている。しかし、当然ながら携帯電話サービス市場で長く先行している3社に自社インフラのカバーエリアの範囲も通信クオリティも短期間で並ぶことはできないだろう。
とはいえ、自社インフラ外のエリアではauの通信網を借り受ける形でサービスを提供しているため、実際の通信可能エリアは広い。ところが、楽天モバイルの料金プランでは、データ通信が使い放題なのは自社インフラを介した通信のみとなっているので、可能ならば自社インフラのみを利用したいところ。
そのため、自社インフラのエリアが現時点でどれくらいあるのか、また、今後どのような計画でエリアが拡大するのかといった情報は非常に重要だ。特に楽天モバイルへの移行を考えている方にとっては、製品ラインナップよりもエリア拡大計画の方が重要かもしれない。
しかし、先日までは同社は自社インフラのエリアについては整備完了情報しか公開していなかった。どのエリアがいつ頃カバーされる予定なのか、といった将来に向けた計画は一切分からなかった。
ところが、ついに今後のエリア拡大予定の情報も一般公開されるようになった。
具体的には10月末時点でのカバー予定エリアと12月末時点でのカバー予定エリア、そして来年春以降にカバーされる予定のエリアが、それぞれ色分けして表示されるようになった。
これにより、楽天モバイルへの移行を考えている方は、そのタイミングを計りやすくなったはずだ。
ただし、この自社インフラの整備予定情報は、あくまでも4Gサービスに関するものであり、5Gのインフラ整備情報ではない点には注意して欲しい。5Gのカバーエリアはまだまだ極狭い範囲のため、こちらのページで住所のみがリスト公開される形となっている。
【情報元、参考リンク】
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