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モトローラの新スマホ2機種が発売!3眼カメラ搭載の「moto g9 play」とスタイラス付きでOSアップデート保証も嬉しい「moto g PRO」!

モトローラ・モビリティ・ジャパンが先日発表したAndroidスマートフォンの新製品2機種が30日に発売となった。端末単体での販売のほか、IIJmio、NifMo、goo Simseller(セットSIMは「OCN モバイル ONE」)などの格安SIM/スマホサービスのいくつかでも取り扱いが始まっている。
<▲図:左が「moto g9 play」、右が「moto g PRO」 >

一つ目の機種は3眼カメラや大容量バッテリーが魅力の「moto g9 play」で、価格は24,800円(税込)。二つ目はビジネス用途に向けた機種とされるが個人用途でも魅力満点で、本体に収納できるスタイラスやAndroid 12までのアップデートが保証された「moto g PRO」で、価格は35,800円。

格安SIM/スマホサービス各社も取り扱うので、トータルでの出費は各社による価格の違いや実施中のキャンペーンによって変わってくるので、複数のサービスを比較検討した上での購入を勧めたい。

さて、2機種それぞれを見ていきたい。

<moto g9 play>
moto g9 playは、「9」の数字が示すように「moto g」シリーズにおける第9世代の新製品となり、価格帯の割に、現在の市場におけるミドルエンド製品と競える部分を備える点が魅力だ。一方で妥協している部分もあるので、この構成を魅力と感じるかどうかは何を求めるかによって変わってくると思う。

まずは基本仕様から紹介すると、OSはAndroid 10で、CPUはQualcomm Snapdragon 662、ディスプレイは6.5インチだが、解像度はHD+だ。具体的には1,600 x 720ドットと、一般的なHDディスプレイを縦方向に継ぎ足したようなタイプとなる。フルHDやフルHD+、さらにはそれ以上の高解像度ディスプレイに目が慣れていると物足りなく感じるかもしれないが、気にならない方も多いと思うし、何より安い。しかし、フルHD以上を望むのであれば、後述するmoto g PROの方が良い。

メモリは4GB、ストレージは64GBと、悪くない。HD+解像度のディスプレイ搭載でメモリ4GB、Snapdragon 662なら十分快適なパフォーマンスが期待できる。

バッテリー容量も5,000mAhと大容量で、長時間の連続駆動も可能だろう。Wi-FiもIEEE802.11a/b/g/n/acと、acまでサポートしているので十分だ。Bluetoothは5.0対応、指紋認証も搭載している。

ただし、防水・防塵には対応しておらず、FeliCaも搭載していない。この点には注意が必要だ。

対応するモバイル通信方式、対応バンドは下記の通り。

・LTE:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41
・3G:B1/2/5/8/19
・GSM:850/ 900/1,800/1,900MHz

本体サイズは約165.1 x 75.73 x 9.18mmで、重さは約200g。6.5インチと、比較的大き目のディスプレイを積む大型の機種である上、バッテリー容量も大きいので、それなりに重い。サイズは日頃の使い勝手に大きく影響するので、手が小さい方などは注意が必要だ。カラーバリエーションはサファイアブルーとフォレストグリーンの2色。

本体パッケージには充電器、USBケーブルのほかにカバーやヘッドセットまで付いてくるので、最低限のアクセサリーは一通り揃っている。

このスペック構成自体と価格のバランスがmoto g9 playの最大の魅力と言っていいと思うが、もう一つの大きな魅力がメインカメラだ。背面にはトリプルカメラを搭載する。
左上にマクロカメラ、その下に深度センサー、右上にLEDフラッシュ、その下にメインの4,800万画素カメラとなっている。



<moto g PRO>
moto g PROは、ビジネス用途に向けたスマートフォンとされているが、それは想定用途に過ぎない。むしろ一般個人向けスマートフォンとして多くの魅力を備えているので、moto g9 playよりもmoto g PROを好む方は大勢いるはずだ。もちろん普通に一般販売される。

まず、moto g PROはAndroid 10を搭載して出荷されるが、Android 12まで(二世代分)のOSアップデートと3年間にわたる月次セキュリティアップデートの提供が保証されている。これは純粋に嬉しい。実はmoto g PROは「Android One」カテゴリの製品なので、Android Oneに準じたサポートの一環として、アップデート保証が提供される形となっている。

次の特徴は、本体に収納できるスタイラスが付いてくることだ。「Galaxy Note」シリーズを彷彿させる。

さらに、実はカメラも凝っていて、人によってはmoto g9 playよりもmoto g PROのメインカメラを気にいると思う。こちらの背面カメラには4,800万画素のメインカメラのほかにマクロカメラ、117度の超広角アクションカメラが搭載され、さらにはレーザーオートフォーカス、LEDフラッシュを搭載している。おそらく多くのユーザーは超広角アクションカメラとレーザーオートフォーカスを搭載するmoto g PROの方に利便性をより感じるのではないかと思う。

基本スペックは、OSがAndroid 10、CPUがQualcomm Snapdragon 665、メモリが4GB、ストレージが128GB、ディスプレイが約6.4インチで解像度が2,300 x 1,080ドットだ。moto g9 playよりディスプレイも高解像度となっている。

ただしバッテリー容量は4,000mAhと、moto g9 playよりも1,000mAh少ない。とはいえ、4,000mAhでも十分大容量だ。

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠でBluetoothは5.0対応。FeliCaと防水・防塵に対応しないのはmoto g9 playと同じ。指紋認証は搭載している。

モバイル通信方式の対応は下記の通り。

・LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/38/40/41/66
・3G:B1/2/4/5/8/19
・GSM:850/ 900/1,800/1,900MHz

本体サイズは約158.55 x 75.88 x 9.2mmで、重さは約192g。カラーバリエーションはミスティックインディゴとなっている。

【情報元、参考リンク】
モトローラ公式サイト
IIJmio

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