KDDIは9月1日より公衆無線LANサービス「au Wi-Fiアクセス」を提供開始する。このサービスは、auの携帯電話ユーザーでなくても利用できるもので、スマートフォン決済サービス「au PAY」か有料の複合サービスである「auスマートパスプレミアム」の会員であれば、費用の負担もない。
利用方法は簡単で、スマートフォンに「au Wi-Fiアクセス」アプリをインストールし、「au PAY」や「auスマートパスプレミアム」で利用中の「au ID」でログインすればいい。アクセスポイントへの接続も自動で行われる。
KDDIはそもそも公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」を提供中なので、今回新たに登場した「au Wi-Fiアクセス」との違いが気になると思うが、「au Wi-Fi SPOT」はauの携帯電話ユーザーを対象としたサービスであり、「au Wi-Fiアクセス」は前述したようにauの携帯電話ユーザーでなくとも利用できるサービス。
そして利用の条件である「au PAY」と「auスマートパスプレミアム」は、auの携帯電話ユーザーでなくとも利用できるオープンなサービスだ。これらのサービスに加入し、「au ID」を取得していれば、「au Wi-Fiアクセス」も追加費用なしで利用できる。
さらに「au Wi-Fiアクセス」では高いセキュリティを確保するため、高速認証方式(EAP)に対応し、盗聴や偽アクセスポイントのリスクのない安全な通信ができるようになっている。加えて、「auスマートパスプレミアム」の会員には追加サービスが提供される。それは、Wi-Fi通信中に暗号トンネルをいつでも生成できるVPN機能に対応した「セキュリティモード」だ。
この「セキュリティモード」は9月30日までの間については、「au PAY」のみの方でも利用できるようになっている。
公衆無線LANサービスはNTTドコモ(以下、ドコモ)がオープン化し、現在はドコモの携帯電話ユーザーでなくとも利用できる「d Wi-Fi」を提供中だが、今回のKDDIの動きはドコモとほぼ同じような形となっている。ドコモの場合は、従来の「docomo Wi-Fi」と「d Wi-Fi」を併存させているが、「docomo Wi-Fi」は2022年2月で終了させる方針だ。一方、KDDIが「au Wi-Fi SPOT」と「au Wi-Fiアクセス」を併存させ続けるのかどうかはまだ分からない。
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