<▲図:Xperia 8 Lite> |
各社とも発売日は同じで9月1日。ただし、販売価格は各社で異なり、例えばmineoでは36,168円(税込)、nuroモバイルでは32,780円(税込)となっている。この例では一見するとnuroモバイルの方が安価だが、最終的には通信サービスやキャンペーンも含めての比較検討になると思う。
およそ3万円台という価格設定からも分かるように、Xperia 8 Liteは現在のスマートフォン市場では中価格帯に位置する製品。そのため、ハードウェアのスペックもミドルレンジに相当するもので、CPUはQualcomm Snapdragon 630、メモリは4GB、ストレージは64GB、ディスプレイは6インチで解像度が2,520 x 1,080ドットとなっている。
最近のミドルレンジの製品にはメモリが6GBの機種などもあるので、4GBという点は若干残念だが、ライトユースには問題ないと思う。
逆にディスプレイが21:9と、他のXperiaシリーズと同様に、縦長だという点に魅力を感じる方もいると思う。Xperiaの21:9の超縦長ディスプレイは、最初こそ違和感を覚えると思うが、慣れるとかなり使いやすい。というか、一度に表示できる情報量が明らかに多いので、WebページやSNSの閲覧にはもってこいだし、YouTubeなどの動画を画面上部や下部に表示させつつ、他のアプリを使うという「ながら作業」にも便利だ。この、2アプリの同時使用のしやすさこそ、21:9画面ならではの利点の一つだと思う。
話をスペックに戻すと、OSはAndroid 9、モバイル通信は4G、3G対応で5Gはサポートしない。
本体サイズは約158 x 69 x 8.1mmで、重さは約170g、バッテリー容量は2,870mAhだ。
カメラは背面のメインカメラは2眼タイプのいわゆるデュアルカメラ仕様で、前面のサブカメラは約800万画素のセンサーを使ったシングルカメラ。
注意したいのは、ウォークマン機能で、ウォークマン代わりに使う際、圧縮音源をハイレゾ音源相当にアップスケールする「DSEE HX」は搭載していない、という点。ウォークマン利用が多い方の場合、かつ、古い圧縮音源(mp3など)を聴く機会が多い方の場合には個人的にはDSEE HXはあった方がいいと思う。一方で、ウォークマン利用が少ない方の場合にはDSEE HX非搭載という点は全く問題ない。
また、ボディは防水・防塵仕様となっている。
【情報元、参考リンク】
・IIJmio
・mineo
・nuroモバイル公式サイト
・ソニーモバイル/Xperia 8 Lite製品ページ