<▲図:Pixel 4a> |
ソフトバンクでの販売価格は49,680円(税込)。Googleストアでの価格は42,900円なので、ソフトバンクの方が6,780円割高だ。その一方で、ソフトバンクの場合には、48回払いで購入して25か月目にソフトバンクで回収・買い替える場合に実質的な負担額が半額で済む「トクするサポート+」を利用した買い方ができるので、2年前後使って売却する予定なのであれば、初期投資や月々の出費を抑えられる上、手放す際の手続きも全てソフトバンクで完結する手軽さが魅力となる。
しかし、長く使う可能性がある場合はGoogleストアの方が安い上、通信キャリアも自分で自由に選べるという利点がある。
少なくとも選択肢があるのは嬉しいことで、それぞれ環境や予算等に応じて選べばいいと思う。
なお、現時点ではソフトバンクは独自に何らかの大きなキャンペーンを行う予定はないようだが、少なくともPixel 4aの購入者にはGoogleから「Google One 100GBプラン」と「YouTube Premium」をそれぞれ3カ月間無料で使える特典が提供されるので、一応お得なおまけはある。
また、ソフトバンクではGoogleが同時発表した完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」も取り扱うし、Pixel 4a用のアクセサリー11商品も販売予定となっている。アクセサリーも発売日はPixel 4aと同じ20日だ。
Pixel 4aは、価格と中身のバランスに優れた魅力的なスマートフォンに見える。
将来的にPixel 4aには派生モデルとして、5Gに対応する「Pixel 4a(5G)」も出る予定だし、そもそもPixelシリーズには次期バージョンの「Pixel 5」も待ち構えているが、少なくとも日本では5Gの利用可能エリアはまだまだ限られるし、せっかく5万円以下に収まっているので、個人的にはPixel 4aとPixel 4a(5G)では前者をオススメしたい。Pixel 4a(5G)はGoogleストアでは60,500円の予定とされていて、ハイエンド機種に一歩近づいた価格設定だ。さらにもう少し奮発するとハイエンド機種にも手が届くため、競合機種が増えてしまう。
一方、4万円前後の機種とPixel 4aを比べた場合には、Pixel 4aには色々と独自の魅力がある。
もちろん「AQUOS sense」シリーズなど、他社製品にも優れた機種がいくつかあるので、総合的な比較検討が必要になるが、Pixel 4aには3年間のOS及びセキュリティアップデート保証や、シンプルでピュアなAndroidスマートフォンとして安心して使える、というGoogle純正品ならではの魅力がある。逆に言えば、他社製品と比べて目立った特徴には乏しいスマートフォンだとも言えてしまう。しかし、「迷ったときにはPixel」というのは結構無難な考えではないかと思う。
予約受付はGoogleストアと同じく14日に開始予定となっていて、具体的にはソフトバンクオンラインショップ、ソフトバンクショップ等において、14日10時から受付開始となる。早期入手したい場合には14日に予約を行うのがいいだろう。
なお、こちらの記事でスペック等を紹介している。
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンクオンラインショップ/Pixel 4a製品ページ
・ソフトバンクオンラインショップ
・Googleストア/Pixel 4a製品ページ