<▲図:Pixel Buds> |
Googleの直販サイトであるGoogle ストアや量販店(ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、エディオン、コストコなど)のほか、通信キャリアではau、ソフトバンクが取り扱うので、販売チャネルはかなり多いと言えるだろう。価格はGoogle ストアでは20,800円(税込)だ。
ワイヤレスイヤホンと言っても製品によって様々だが、完全ワイヤレスイヤホンと呼ぶときは大抵はケーブルレスタイプを指している。Pixel Budsもケーブルレスで、要するに耳に装着するイヤホン部分しかなく、その中に小型のバッテリーまで内蔵している。
完全な密閉型ではないので、周囲の環境音が限りなくカットされるわけではないようだが、スマートフォンでの通話での使用も当然想定されているので、ある程度のノイズ、風の音などはカットしてくれるし、自分の発話に関してもクリアな音で届けることができるよう工夫されている。
さらに、アダプティブサウンドという、音量を自動調整してくれる機能もある。周囲の音を拾い、それに応じて音量を調整するといったもので、外の音が大きい場合にはそれに応じて音量を上げ、静かな場合には下げるといった感じだ。一々音量調整しないで済むので、その調整性能が優れているのであればかなり便利そうだ。
面白いのはリアルタイム翻訳機能だ。
スマートフォンと連携することで、リアルタイムで他言語間の翻訳ができるという。対象言語は日本語を含む40言語ということで、こちらも翻訳精度と反応速度次第だが、かなり便利かもしれない。まずは一文一文が短い会話からの対応ということで、将来的にはソフトウェアアップデートによって長文翻訳にも対応するという。日本語は結構、ズルズルと長い文になることもあるので、長文対応は嬉しい。
完全ワイヤレスイヤホンはバッテリー収納スペースが限られることもあり、超長時間の連続使用はできないが、その分、急速充電できる専用ケースが用意される。Pixel Budsもその例に漏れず、バッテリー内蔵の専用ケースが付属し、そのケースにイヤホンを収納することで、ケース内蔵バッテリーからイヤホンへ給電され、約10分で2時間の連続音楽再生ができるほどの充電ができる。ケースに1時間入れておけばイヤホンをフル充電できる。
また、イヤホンだけでの連続使用は、音楽再生の場合には最大5時間程度とされている。
イヤホンへの充電が可能な専用ケースだが、当然専用ケース内蔵バッテリーも随時充電しておかないと、いざという時にイヤホンへの充電ができない。専用ケース自体の充電は、ワイヤレス充電対応となっていて、市販の「Qi」規格対応ワイヤレス充電機で充電できる。
【情報元、参考リンク】
・Googleストア/Pixel Buds製品ページ