オプテージが運営する格安のモバイル通信サービス「mineo(マイネオ)」において、ファーウェイ製のAndroidスマートフォン「HUAWEI nova lite 3」の価格が値下げされ、18,000円(税抜)になったことが29日に明らかにされた。
HUAWEI nova lite 3はファーウェイ・ジャパンが2019年2月に発売したスマートフォンで、発売時の各社による販売価格は27,000円前後だった。それから考えると随分入手しやすい価格帯になってきた。HUAWEI nova lite 3は昨年モデルということもあり、OSはAndroidで、バージョンは9、UIは独自UIの「EMUI 9.0.1」が搭載されている(※Android 10へのアップデートもあり。後述参照)。もちろん現在でも「Google Play」から普通にAndroidアプリをダウンロード/インストールできるし、「Gmail」や「Googleマップ」などのGoogleのモバイルサービスも利用可能だ。
CPUも「Kirin 710」(オクタコア)、ディスプレイは約6.21インチで解像度が2,340 x 1,080ドットと悪くない。
メモリは3GB、ストレージは32GBと、この点は今年の各社のミドルエンドモデルと比べて若干物足りないが、価格を考えると悪くない。また、カメラはメインカメラ、サブカメラ、どちらでもAIを活用した機能を利用できる。AIがシーンを認識し、適度な設定で手軽に綺麗に撮影できるので、かなり楽だし、便利かつ綺麗だ。特にファーウェイのスマートフォンのカメラはポートレートモードがかなり優秀なので、人物写真を撮影する機会が多い方にはオススメだ。
バッテリー容量は3,400mAhで、ボディサイズは約73.4 x 155.2 7.95mmで、重さは約160g。
注意したいのはワンセグ/フルセグ、おサイフケータイ、防水・防塵といった点には対応していないこと。
そしてファーウェイ製品の場合、どうしても米国と中国の摩擦による影響が気になるところだが、現在の新製品と違い、HUAWEI nova lite 3に関しては、少なくとも現時点ではAndroidを始めとするGoogleのソフトウェアは使えているし、OSをAndroid 10、EMUIを10にバージョンアップするアップデートも配信されている。そのため、Android 10スマートフォンとしても利用できる。
将来に関しては分からないが、少なくとも既存のAndroid搭載機種に関しては大丈夫そうに見えている。怖いのは米中の情勢次第で一気に何かが変わる可能性だが、そこまで見通すことは誰にもできないことなので、多少のリスクを認識した上で購入する、という気持ちでいることを勧めたい。
なお、カラーバリエーションはオーロラブルー、コーラルレッド、ミッドナイトブラックの3色で、現在は各色とも在庫がある。
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