<▲図:Wi-Fi STATION SH-52A> |
ドコモオンラインショップでの事前購入受付は5月29日から開始となる予定。
Wi-Fi STATION SH-52Aの他にも5G対応製品は複数のスマートフォンが用意され、順次発売されているが、モバイルWi-Fiルーターは現時点ではこの機種のみの発表となっている。しかも、Wi-Fi STATION SH-52Aは5Gのミリ波にも対応する。
理論的最大速度で言えば、下り最大4.1Gbps、上り最大480Mbpsに対応する。ただし、ひとまず下り最大3.4Gbps、上り最大182Mbps対応状態での販売となり、下り最大4.1Gbps、上り最大480Mbpsへの対応は今夏に提供予定のソフトウェア更新(アップデート)で導入される予定となっているので、その点には注意して欲しい。
また、4Gでの通信に関しては下り最大1.7Gbps対応なので、正直な話、4Gでも十分速い。
さらに、Wi-Fi STATION SH-52Aは有線LANポートを本体に搭載している。クレードルなどを使っての接続ではなく、本体自体に有線LANポートも備えている。しかも、2.5GBASE-Tのポートなので、超高速のモバイル回線を損なうことなくLANでPCと繋ぐことができる。
Wi-FiもWi-Fi6に対応し、最大1.2Gbpsでの通信が可能なので、やはり5Gの速度をできるだけ損なわずに活かせる。
そして、USB 3.0でのUSBテザリングもできる。
本体サイズは約84 x 157 x 16mmで、重さは約268g。モバイルWi-Fiルーターにしては厚みがあるし、それなりに重いが、本体に有線LANポートも搭載しているとなれば、ある程度の厚みは仕方ないし、搭載バッテリーが4,000mAhと大容量な点も影響しているはずだ。
連続通信時間は5Gの場合で約290分、PREMIUM 4Gの場合で約280分、LTEの場合で約400分となっている。
同時接続台数は18台で、内訳はWi-Fiが16台、USBが1台、有線LANが1台。
【情報元、参考リンク】
・ドコモオンラインショップ
・NTTドコモ/プレスリリース