<▲図:HUAWEI nova lite 3+> |
なお、ファーウェイのスマートフォンに関してはGoogleのサービスを利用できるかどうかが気になる点だと思うが、少なくともHUAWEI nova lite 3+にはAndroid 9が搭載され、Google Playを使って様々なアプリのインストールが可能など、Googleモバイルサービス対応、とされている。
また、米国の技術を使って生産された半導体部品の輸入規制も気になるところだが、少なくともHUAWEI nova lite 3+の日本市場での発売に関しては影響はないようだ。
ファーウェイ傘下のHiSilicon製のチップセット「Kirin」シリーズに関しても将来の製造には台湾のTSMCが新規受注を停止する意向を示したことで難しい状況になりつつあるが、TSMCは受注済みの製品については9月中旬までは出荷予定とされているので、HUAWEI nova lite 3+も製造も大きな問題はないのかもしれない。
そのHUAWEI nova lite 3+にはKirin 710が搭載され、メモリは4GBで、ストレージは128GBだ。
ディスプレイは約6.21インチで、解像度は2,340 x 1,080ドット。バッテリー容量は3,400mAhで、ボディサイズは約155.36 x 73.55 x 8.2mmで、重さは約163g。
メインカメラはデュアルカメラ仕様で、前面カメラも800万画素のセンサーを採用し、AIはどちらのカメラでも利用可能となっている。
<▲図:カメラ仕様> |
基本スペックの高さ、カメラ性能が魅力な上、24,800円という価格によってコストパフォーマンスに優れるが、では、どのあたりのスペックに妥協点があるのかというと、Wi-FiがIEEE802.11b/g/n準拠(2.4GHzのみ)という点が一番大きいかもしれない。また、USB端子は最近の新機種では見掛けにくくなってきたUSB 2.0 micro-Bという点も、その一つだろう。
とはいえ、指紋認証センサーも搭載しているし、Wi-FiもIEEE802.11n(2.4GHz)で問題ない、という方も多いと思う。
あとは実際の需要がどの程度あるのかという点で、29日以降の売れ行きに注目だろう。特に元々はnovaシリーズは好評だったし、モノとしては良さそうなので、あとは現在の米国による規制がどの程度影響するのかが気になるところだ。
下に掲載したのはAmazonでの商品リンク。
【情報元、参考リンク】
・IIJmio
・LINEモバイル
・ファーウェイ/HUAWEI nova lite 3+製品ページ