<▲図:Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天では入荷をメールで知らせてくれる通知機能がある> |
筆者も先日、日々の体温を記録していこうかと思い、熱を測ろうと家の体温計を使ったところ、なぜか何度試しても35度から上がらず……こんなタイミングで壊れていました。そこで新たに体温計を買おうにも、最寄りのお店にはどこにもなく、通販を探すも5,000円以上と高いので購入を躊躇ってモタモタしていたら、ついに10,000円超えの相場になり、どうしたものか、と思い始めています。
さて、そんな状況下ですが、人それぞれ欲しいものがあると思いますし、日々ネット通販サイトで探している、という方も多いと思います。本記事では少しでも入手確率を高める簡単な方法をご紹介します。
それは、入荷のお知らせ機能です。
お店に入荷したら、メールで通知してくれる、という機能で、運が良ければ入荷直後に注文操作を行うことができると思います。実際、私も通知機能のおかげで迅速に注文でき、二カ月ぶりにアルコール除菌液については購入できました。仕事柄、カメラレンズの清掃用に無水エタノールを持っていたので、それを希釈して使っていましたが、底を尽き掛けていたので助かりました。
マスクはそこまでしなくても「Yahoo!ショッピング」や「楽天」などで中国製のものであれば購入できる状況になってきましたが、意外と消毒・除菌関連品の方が「まともに近い値段」での入手は困難です。さらに、冒頭で触れたように体温計まで入手しにくくなっていますし、おそらく私が知らないだけで、他にも入手困難になっている商品は多いことでしょう。
現在の通販市場における、私個人の優先的な購入先は、Amazon.co.jpかヨドバシやビックカメラを始めとする各種・大手量販店系通販サイト、イオンやイトーヨーカドーなどのネットスーパーサービス、そしてYahoo!ショッピングや楽天、という感じです。
できれば定価以下、もしくは定価、すなわち「普通の値段」で買いたいですし、ダメならダメで、せめてAmazonの倉庫から発送される商品を買いたいですし、それでもダメならYahoo!ショッピングや楽天で、少なくともレビューの数が多く、評価の高いお店で購入したい、と思っています。多くの方が似たような考えではないでしょうか。
まず、Amazonの場合は、商品によりますが、「注文可能になった際にEメールでお知らせ」する機能があります。ただし、この機能は全ての商品で利用できるわけではないので、注意してください。ですが、検索してみて在庫がなかったとしても、すぐに商品ページを閉じずに、「お知らせを受け取る」ボタンが表示されているのであれば、登録しておきましょう。
<▲図:こんな感じで「在庫なし」表示の下にボタンがあります> |
購入可能な状態になり次第、登録メールアドレスに通知が届きますので、メールに気付き次第、注文操作を行えます。
次に筆者がAmazon同様、常用しているヨドバシ.comとビックカメラですが、この両者には残念ながら入荷通知機能はありません。
そこで、次に行うのはYahoo!ショッピングと楽天です。どちらにも再入荷の通知機能があります。
ですが、まずは、商品検索の際に、「在庫あり」の指定をつけるようにしてみましょう。「絞り込み設定」(「詳細設定」)などで細かく条件を設定して絞り込めますので、普段は触っていなかったとしても、必需品の購入の際には試してみましょう。「在庫あり」商品の方が、不審な業者にあたる確率は減ると思いますし、余計なトラブルを回避しやすいと思います。
<▲図:左がYahoo!ショッピング、右が楽天です。どちらも「在庫あり」で絞り込むことができます> |
マスクやアルコール除菌液など、メーカー(ブランド)や商品にこだりがない場合には、これだけでも買えるかもしれませんが、特定の商品が欲しい場合もあると思います。その時には、在庫ありの状態に巡り合える可能性は低いかもしれません。その場合には、前述したように再入荷の通知設定をしましょう。Yahoo!ショッピングだと「再入荷をお知らせ」、楽天だと「再入荷のお知らせ」と書かれていて、手軽に登録できます。
<▲図:Yahoo!ショッピングの場合。「再入荷をお知らせ」を押します> |
<▲図:楽天の場合。「再入荷のお知らせ」を押します> |
再入荷の通知を登録していない状態と、登録している状態とでは全く違います。登録せずにいると、入荷を知らずに過ごしてしまうので、いつまで経っても購入できそうもない状況が続きますが、再入荷のお知らせを登録していると、入荷直後に注文操作を行うことのできる確率が高まります。通知メールの到着直後、数分間、もしくは数時間やその日のうちに注文できれば、運が良ければ買えます。
仕事上必要なものや、日常生活を送る上での必需品の中には特定のブランド/商品がある、という例は非常に多いと思います。「全ての人の必需品ではなくとも、それを必要とする一部の人にとっては必需品」という商品が意外と買えなくなっているので、そういう場合には特に、入荷通知機能が役立つはずです。ご存知でない方や使っていなかった方は試してみて下さい。
とはいえ、仮に購入できたとしても、不必要なまとめ買いはせず、必要な量の購入にとどめましょう。
なお、スマートフォンでメールの通知を普段は切っている方もいるかと思いますが、オンにしておく方が早く気付けるのでオススメです。メールが日常的に大量に来る方の場合は、いっそ入荷通知のメールに関しては、あまり使っていないサブのメールアドレスにするのもいいかもしれません。そしてそのメールアドレスへのメールだけ通知をオンにすれば、余計なメール通知に煩わされることもないと思います。
参考になれば幸いです。
【情報元、参考リンク】
・Amazon.co.jp
・Yahoo!ショッピング
・楽天市場