KDDIは1日、新型コロナウイルス対策支援として、社会福祉法人中央共同募金会の赤い羽根「臨時休校中の子どもと家族を支えよう 緊急支援募金」へ3月31日に1億円を寄付したと発表した。
新型コロナウイルス対策として日本も含めて世界各国の有名人が多額の寄付を行ったり、各種医療機器等を提供するなどのニュースが日々飛び交っているが、企業が高額の寄付を行う事例は日本ではまだ珍しく、KDDIは比較的早い段階で金銭的な支援に動いたことになる。
地震や津波、台風等の大規模自然災害時と比べると、全世界、全ての人間が感染する恐れのある病なので、まずは自らが感染しない対策、他人に感染させない対策、日々の生活をできる限り問題なく行うための準備や対策、様々なことに頭を悩ませながらの生活で精一杯の方が大半だと思う。企業についても同様で、感染対策などを行いつつ、事業を何とか継続させ、損失を最小限に抑える、といったことなどに必死だと思う。
皆が苦しんでいる最中なので、寄付や支援に動ける段階にはないという個人、企業がほとんどだろう。
そのような中でも、比較的ダメージが少ない企業や、余裕のある企業などが支援に動いてくれるのは、とても大きな助力であり、今後、できる範囲での支援が可能な企業が続いてくれることが期待される。
なお、今回の寄付についてKDDIは「全国の小中学校や高等学校、特別支援学校で臨時休校措置が実施される中、日常生活に大きな影響を受けている子どもとその家族を資金面で支えることを目的としています」とし、中央共同募金会を通じて、子どもたちの居場所づくり、配食活動や学習支援などの緊急支援活動に活用されるとのこと。
とにかく新型コロナウイルスの拡大が一刻も早く止まることを願いたい。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース
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