対象機種はAndroid 6.0以降のOSが搭載され、おサイフケータイに対応した端末で、具体的な機種の一覧表(PDF)も公開されているので、利用予定の方は確認しておこう。会員登録不要で利用できるが、クレジットカードでのチャージを行いたい場合には会員登録が必須となる。
モバイルPASMOは名称通り、交通系ICカードである「PASMO(パスモ)」をAndroid端末で利用できるサービスで、当然ながら物理カードが不要になるので、普段PASMOを使っている方は便利になるだろう。
チャージ方法は現金とクレジットカードに対応し、現金チャージだけなら前述したように会員登録は不要。一方でクレジットカードでのチャージには会員登録が必要で、自分のアカウントにクレジットカード情報を登録する形となる。クレジットカードでのチャージはモバイルPASMOのアプリからいつでも手軽にできるので、基本的にはその方が便利だ。一方で現金チャージのみに絞りたい方は、会員登録をしなくてもいいし、会員登録をした場合でもクレジットカードでのチャージを行わなければいいだけだ。
万一スマートフォンを紛失したり、故障した場合でも会員登録をしておけば再発行できるので、会員登録しておく方が無難だが、したくない方もいると思うので、会員登録せずに使うこともできる、というのは良い点かもしれない。
定期券も利用可能で、モバイルPASMOのアプリで購入もできる。定期券は通勤定期券のほか、大学生・専門学生相当向け(2020年4月1日時点で18歳以上の方)の通学定期券にも対応している。
モバイルPASMOでの定期券に対応予定の鉄道、バスは下記の通りだ。
<鉄道>
- 小田急電鉄株式会社
- 京王電鉄株式会社
- 京成電鉄株式会社
- 京浜急行電鉄株式会社
- 埼玉高速鉄道株式会社
- 相模鉄道株式会社
- 首都圏新都市鉄道株式会社
- 新京成電鉄株式会社
- 西武鉄道株式会社
- 千葉都市モノレール株式会社
- 東急電鉄株式会社
- 東京地下鉄株式会社
- 東京都交通局
- 東武鉄道株式会社
- 北総鉄道株式会社
- 株式会社ゆりかもめ
- 横浜高速鉄道株式会社
- 横浜市交通局
- 株式会社横浜シーサイドライン
<バス>
- 小田急バス株式会社
- 株式会社江ノ電バス
- 川崎市交通局
- 川崎鶴見臨港バス株式会社
- 関東バス株式会社
- 京王電鉄バス株式会社
- 京成バス株式会社
- 西武バス株式会社
- 相鉄バス株式会社
- 立川バス株式会社
- 東急バス株式会社
- 東京都交通局
- 東洋バス
- 西東京バス株式会社
- 日立自動車交通株式会社
- 横浜市交通局
【情報元、参考リンク】
・モバイルPASMO for Android公式サイト