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今年のGoogle I/Oは物理イベント中止も、何らかの形での開発者との繋がりを模索。チケット代は払い戻し

米Googleは米国時間3日、今年の「Google I/O」の物理イベントを中止することを明らかにした。すなわち会場に来場者が物理的に集まって開催されるイベントは無い、ということだ。すでにチケットを購入した方には全額払い戻しを行う。

<▲図:今年のGoogle I/Oについて>

Google I/Oは例年5月に開催される一大イベントで、米国内の開発者はもちろん、世界中のITエンジニアらが集い、Googleの最新技術やサービスのお披露目、各種セミナーが開催され、開発者同士及びGoogleとのコミュニケーションの場にもなっている。

Androidについても例年、最新のメジャーバージョンのお披露目があるので、今年も注目されていた。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、同社は今年の物理イベントの中止を決定した。本来は5月12日から14日までの日程で米カリフォルニア州マウンテンビューのショアライン・アンフィシアターで開催予定だった。

とはいえ、物理的なイベントは中止だが、同社は継続してGoogle I/Oの公式サイトを更新し、何らかの形での補填を検討しているようだ。

同社は開発者コミュニティーとベストな形での繋がりを得られるよう、Google I/Oを何らかの形で進化させる道を今後数週間をかけて模索するとしている。

予定されていた基調講演等の主要セミナーのオンライン配信が行われるだけでも世界中のITエンジニアやAndroid等Googleの各種サービスのファンには嬉しい措置だと思うが、もちろん現時点ではそれらが行われるかどうも分かっていない。いずれにしても、最終的にGoogleが理想的な形で補ってくれることを期待したい。

【情報元、参考リンク】
Google I/O公式サイト

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