<▲図:AQUOS R5G。右から順にオーロラホワイト、ブラックレイ、アースブルー> |
シャープの製品は今冬モデルの「AQUOS zero2」がNTTドコモ(以下、ドコモ)、au(KDDI/沖縄セルラー)、ソフトバンクの3キャリアからリリースされているが、AQUOS R5Gについてはどのキャリアから登場するのか現時点では明らかにされていない。
AQUOS R5G最大の特徴は5Gへの対応だが、それ以外の部分でもハイエンドスマートフォンとして高スペック・高機能だ。
OSはAndroid 10で、最低2回のOSアップデートが保証されているので、長く安心して使える。CPUはQualcomm Snapdragon 865 5Gでメモリは12GB、ストレージは256GB。メモリ容量が大きいのは今後訪れる5G時代、高解像度写真や動画を扱う時代に向けての安心材料の一つだ。
ディスプレイは同社の「Pro IGZO液晶」で、サイズは6.5インチ、120Hz駆動だ。「Dolby Vision」対応で、明暗差の大きな映像でも描き切れる高性能なHDR対応も魅力の一つ。
<▲図:アースブルー> |
通信機能では5G対応のほか、Wi-FiでIEEE802.11a/b/g/n/acに加えてaxをサポートする点も特徴だ。
本体サイズは約162 x 75 x 8.9mmで、重さは約189g。バッテリー容量は3,730mAhで、AQUOS zero2と同じく「パラレル充電」が導入されているので、充電しながらゲームアプリをプレイする場合などでも過度に熱くなるようなことを極力抑える。放熱に関してはパラレル充電のほかにも工夫されているので、高負荷の処理を必要とするアプリを使う機会が多い方にはいいだろう。
また、おサイフケータイや防水・防塵にも対応している。
そして背面にあるメインカメラでは4眼カメラを採用。より具体的には、3カメラ+深度測定用のToFセンサーで、縦に並べている。3カメラは超広角のスーパーワイドカメラ、望遠できるズームカメラ、標準カメラだ。8K解像度の静止画、動画を撮影できることが特徴だが、AI活用機能の進化もその一つ。前面のインカメラは16.3MPカメラだ。
<▲図:メインカメラは4眼カメラ> |
おそらく高額商品になるだろうが、記念すべき5Gサービスのスタートを飾る製品の一つだとすると通信キャリア及びシャープで何らかの豪華なキャンペーンを用意する可能性が考えられるので、少しでもお得に購入できることを期待したいところ。
【情報元、参考リンク】
・シャープ/AQUOS製品ページ
・シャープ/プレスリリース
・ドコモオンラインショップ
・au Online Shop
・ソフトバンクオンラインショップ