<▲図:Rakuten Mini> |
価格は21,800円(税込)で、SIMロックが掛かっていないSIMフリースマートフォンなので、必ずしも楽天モバイルで使わなければならない、ということもない。さらには「eSIM」仕様ということもあり、後々の通信サービスの変更もしやすい。
そのように、製品そのものは通信サービスに縛られない自由さを備えているが、前述したように、現在行われている先行販売は楽天モバイルの無料サポータープログラムの参加者を対象としたものであり、それ以外の方は購入できない。
楽天モバイルの本格サービスが始まる4月には一般販売が開始されると考えられるので、入手したい方はそれまで待とう。
Rakuten Miniの本体サイズは約106.2 x 53.4 x 8.6mmで、重さは約79gと、非常に小型で軽量だ。今や長さが10cmを切るようなサイズのスマートフォンはほとんど見掛けないし、100gを切るようなものも同様だ。こうした小型軽量端末を欲する方は一定数いると思う。筆者もその一人で強い関心を持っている。
ディスプレイサイズは何と3.6インチで、解像度は1,280 x 720ドット。サイズ自体が3.6インチと小さいので、体感的には粗い印象を受けにくいはずだ。おそらく、このサイズの製品を購入する方は、このスマートフォンで本格的に動画を見たり、ゲームアプリを遊んだりといったことは考えていないだろう。であれば、HD解像度でも問題ないはずだ。
このあたりの思い切りのいい設計は魅力的だ。
CPUはQualcomm Snapdragon 439オクタコア(2GHz + 1.45GHz)で、メモリは3GB、ストレージは32GB。メモリとストレージは意外とあるし、CPUも十分だろう。カメラは背面側に約1,600万画素のメインカメラが、前面側に約500万画素のインカメラが用意されている。バッテリー容量は1,250mAhと、かなり小容量なので、実際の連続駆動時間だけは気になるが、ディスプレイが非常に小さいので意外と問題ないかもしれない。
また、おサイフケータイ、防水・防塵にも対応している。
【情報元、参考リンク】
・Rakuten Mini製品ページ