<▲図:カード券面の新デザインイメージ> |
プリペイドカードやクレジットカードといった物理カードのデザインも変更になる(上図参照)。
ただし、これらカード券面のデザイン変更は5月以降に順次行われる予定と、若干先の話となっている。
<▲表:名称変更一覧> |
一点注意したいのはポイントだ。KDDIから付与されるポイントはこれまで「au WALLET ポイント」だったが、5月以降は「Pontaポイント」になる。これはPontaとの融合によって行われるもので、auの各種サービスを利用する際に必要となるアカウント「au ID」とPontaの会員IDの連携も行われる。
さらにPontaのアプリにau PAYの機能が実装される。
もちろんau PAYアプリにもデジタルPontaカード機能が実装される。加えて、KDDIは今後、au PAYアプリを決済・ポイント・コマースの総合アプリとして機能を集約させる方針を示していて、様々なサービスがau PAYアプリに集まることになる。
正直な話、ユーザー目線では混乱を招く動きだと思う。実際、au WALLETからau PAYへのブランド切替だけでも落ち着くまでには時間が掛かりそうだ。それに加えてポイントサービスはPontaと統合するので、余計に複雑だ。au WALLETポイントとPontaとの統合によってポイントサービスのユーザー基盤は1億を超えることになるが、「Pontaを使ったことない……」「au PAYって何?」といった声は双方のユーザーから多く上がることになるだろう。とはいえ、最終的には慣れるのかもしれない。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース