<▲図:「Razer Junglecat」> |
どちらも20日に発売予定で、ワイヤレスイヤホンは全国の家電量販店、PCショップ、オンラインショップ等で販売されるが、コントローラーに関しては一部の家電量販店、PCショップ、オンラインショップ等とされているので、イヤホンと比べると取扱店は少ないようだ。価格はRazer Junglecatが11,636円(税抜)、Razer Hammerhead True Wirelessは11,636円(税抜)と、どちらも希望小売価格は同じだ。
<Razer Junglecat>
Razer Junglecatは、Android 7.0以降のOSを搭載するAndroid端末対応のBluetoothコントローラーで、応答速度は14ms以内という低遅延なのが特徴の一つ。内蔵バッテリーがフル充電の状態で最大100時間以上稼働するという。フル充電には約2.6時間かかる。
そして最大の特徴は左右分割可能なこと。中央のアダプター、左右のコントローラーの計3つのモジュールで構成されている。左右のコントローラーを左右に分けて持って離れた状態で操作することもできる。
また、アプリ「Razer Gamepad」を使ってコントローラーの各ボタンのマッピング変更もできるし、スティックの感度調整などもできる。しかも、キーマッピング設定はゲームごとに保存しておくこともできる。
ちなみにボタン数は12で、そのうち2つはトリガー。アナログスティックは2つで、押し込みボタンも搭載している。
さらに便利なのは専用のケースにスマートフォンを装着することで、スマートフォンの両サイドにコントローラーを取り付けることができること。ただし、この専用ケースに対応できるスマートフォンの機種は限られるので、その点にも注意が必要だ。具体的には「Razer Phone 2」「Huawei P30 Pro」「Samsung Galaxy S10+」に対応する3つの専用ケースが同梱される。
<Razer Hammerhead True Wireless>
<▲図:「Razer Hammerhead True Wireless」イヤホンと充電ケース> |
Razer Hammerhead True Wirelessはゲーム用途に適したワイヤレスイヤホンで、ゲーミングモードを有効にすると、Bluetooth接続ながら60msの低遅延になるという。これは一般的なBluetoothイヤホンで用いられるSBCコーデックの220msと比べると圧倒的な差。音声や効果音と映像のズレを大幅に解消でき、シビアなタイミングが要求されるFPSやリズムアクションゲームでも快適だという。
IPX4相当の防水性能を備えるので、アウトドアやフィットネス/トレーニングなどでも安心して使える。
<▲図:「Razer Hammerhead True Wireless」イヤホン本体> |
イヤホン向けのアプリを使うことでイコライザーを変更したり、ファームウェアをアップデートしたりといった設定ができるようになっている。
内蔵バッテリーでの駆動時間は最大約4時間で、充電ケースに入れることでイヤホンを充電できる。ケースを使っての充電も含めると、合計では最大で16時間まで使用できる。ただし、当然イヤホン内のバッテリー残量がなくなると充電し直さないといけないので、実質的には連続で駆動できる時間はやはり4時間と考えた方がいいだろう。4時間以上ぶっ続けでゲームをプレイしたり、音楽を聴き続けるといった用途には適さないが、途中途中、合間に充電するような使い方なら全く問題なくバッテリーは持つはずだ。
また、完全ワイヤレスタイプでとても気になるのは重さだ。バッテリーを搭載しなければならない分、どうしても有線イヤホンと比べて重くなりがちだが、Razer Hammerhead True Wirelessは両耳合わせて9gとなっている。
【情報元、参考リンク】
・Amazon/Razer Junglecat
・Amazon/Razer Hammerhead True Wireless
・Razer/プレスリリース