クラウドゲーミングサービスなので、クライアントデバイスはパソコンだけでなくスマートフォン、タブレットなど多岐に渡る。一方でインターネットへの常時接続が必須なので、高速かつ安定した回線が必要だ。
とはいえ、それも含めてクローズドベータテストで動作品質など様々な点を試せる。
クローズドベータテストは一次募集、二次募集に分けて受け付けられる。一次は現在募集中で11月30日まで。テスト自体の実施時期は12月17日から2020年2月末までの予定。二次募集については12月2日から2020年1月中旬に受け付けられ、テストは2020年2月上旬から2月末に行われる予定となっている。最初は1万人規模、来年2月には3万人規模に耐えられるようにサーバの増強などが行われるという。
クラウドゲーミングサービスと言えば「PlayStation Now」や先日米国でサービスインしたGoogleの「STADIA」などが知られるが、先ほども述べたようにインターネット環境さえあれば、クライアントデバイスにゲームアプリをインストールする必要もなく、ハイスペックさが要求される必要もないなど、メリットがいくつかある。逆にこちらも先ほど書いたように高速かつ安定した回線が必要だというのはマイナス要素かもしれない。
GeForce NOWでもゲームを遊ぶ際に発生するデータ処理はサーバー側で行われるため、クライアントデバイスに要求されるスペックなどの条件は緩い。現在、北米と欧州でベータ版サービスが提供中で、約500タイトルがサポートされている。
ソフトバンクは次世代の通信システムである5G時代を見据えてNVIDIAと協業して日本向けサービスを提供する。
なお、Android端末でコントローラーを使いたい場合、下記のBluetoothコントローラーが推奨されている。
- Razer Raiju Mobile
- Stratus Duo
主な提供タイトルは下記の通り。
- フォートナイト
- Conan Exites
- DARK SOULS REMASTERED
- DARK SOULS II SCHOLAR OF THE FIRST SIN
- DARK SOULS III
- Dead by Daylight
- Destiny 2
- DYING LIGHT ENHANCED EDITION
- Kingdom Come: Deliverance
- Metal Wolf Chaos XD
- SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
- This War of Mine
- World of Tanks
ひとまずクローズドベータテストは無料で体験できるので、遊んでみたいタイトルがある場合には応募してみてもいいと思う。
【情報元、参考リンク】
・GeForce NOW公式サイト
・ソフトバンク/プレスリリース