<▲図:FOMAサービス終了について(決算説明会資料より)> |
FOMA及びiモードの新規受付はすでに9月30日で終了しているため、サービス自体の終了日程も近いうちに明らかにされるものと見られていた。終了までの期間が余裕を持って確保されている点は嬉しい点だ。
具体的には約6年5ヶ月間に渡って今後もFOMA、iモードのサービスを継続利用できるので、FOMA対応のガラケー(フィーチャーフォン、ケータイ)、「らくらくホン」シリーズ、「キッズケータイ」シリーズなど製品を使っている方が慌てて機種変更を行う必要はない。
一方で、早めに切り替えてしまっても構わない。
では、現時点で機種変更する場合はどのような候補があるのだろうか? ガラケー、「らくらくホン」、「キッズケータイ」において同じジャンルで4G対応製品に変えることを前提に紹介してみたい。候補となるのは主に下記だと思う(機種名のリンク先はドコモオンラインショップ内の製品ページ)。
<4G対応ガラケー>
- arrows ケータイ F-03L(発売中、富士通製)
- AQUOSケータイ SH-02L(発売中、シャープ製)
<4G対応らくらくホン、らくらくスマホ>
- らくらくホン F-01M(2019年11月下旬発売予定、富士通製)
- らくらくスマートフォン me F-01L(発売中、富士通製)
- らくらくスマートフォン4 F-04J(発売中、富士通製)
- らくらくホン F-02J(発売中、富士通製)
<4G対応キッズケータイ>
- キッズケータイ SH-03M(今冬発売予定、シャープ製)
ガラケー、らくらくホン/らくらくスマートフォンに関しては最新機種だけでなく、数年前の機種でも4Gに対応しているが、それら旧機種を通販以外で新品で購入するのは難しいかもしれないし、最新機種で良いと思う。
<▲図:「arrows ケータイ F-03L」(左)と「AQUOS ケータイ SH-02L」> |
<▲図:「らくらくスマートフォンme F-01L」(左)と今冬の新製品の「らくらくホン F-01M」> |
キッズケータイの場合は現時点での最新機種である「キッズケータイ F-03J」(富士通製)が4G非対応なので、4G対応機種が存在しないことになる。しかし、今冬発売予定の新機種「キッズケータイ SH-03M」(シャープ製)が4G対応なので、発売を待ってそれに変えればいいだろう。特に今回のキッズケータイ SH-03Hは十字キーなどを廃止し、スマートフォンのようなタッチ操作主体の製品に大きく変化したので、子供も喜ぶかもしれない。
<▲図:今冬発売予定のキッズケータイ新機種SH-03M> |
なお、「FOMAデータプラン」「ユビキタスプラン」に関してはまだ新規受付は終了していない。それらは2020年3月31日に新規受付終了予定となっている。
iモードのユーザー向けに提供中のコンテンツサービス等、各種オプションサービスについても今後順次終了となる見込み。具体的には「iチャネル」「iコンシェル」などが終了することになるが、その時期は改めて案内される予定。
冒頭で触れたようにFOMA、iモードのサービス終了までは6年以上の期間が設けられているので、重ねてになるが慌てて機種変更する必要はないので、自分にとっていいタイミングを探して変更すればいいと思う。
【情報元、参考リンク】
・ドコモオンラインショップ
・NTTドコモ/プレスリリース