<▲図:Xperia Ace。カラーは2色> |
Xperia AceはNTTドコモ(以下、ドコモ)から6月1日に発売となった今夏モデルのスマートフォンで、この度、格安SIM各社からも登場することになる。具体的にはgoo Simseller、IIJmio、mineo、nuroモバイルだ(楽天モバイルも取り扱っている)。
ソニーモバイルが今夏の日本市場に投入したスマートフォンはハイエンド向けの「Xperia 1」と普及価格帯のXperia Aceの2機種。
Xperia 1は非常に縦長のディスプレイを搭載するなど、ハイエンドながら人を選ぶ機種だが、Xperia Aceはオーソドックスな機種で万人向けの設計となっている。特に5.0インチサイズのディスプレイは本当に扱いやすい。
ボディサイズは幅が67mm、高さが140mm、厚さが9.3mmで、重さは154gだ。
重さに関しては、より大きなディスプレイを搭載しつつも大差ない機種もあるので、Xperia Aceが相対的に物凄く軽いというわけでもないが、サイズが小ぶりなのでとても持ちやすく、操作しやすい。これは男女問わず、年代問わず、多くの方がそう感じると思う。持ちやすさと操作性の点では今夏一と言っても過言ではないと思う。
ディスプレイの解像度はフルHD+(1,080 x 2,160ドット)で、サイズ自体が5インチと小さ目だということもあり、十分以上にキメ細かく綺麗な表示と感じさせてくれる。
CPUはQualcomm Snapdragon 630、メモリ(RAM)は4GB、ストレージ(ROM)は64GBと、悪くない基本スペックだ。
注意したいのはワンセグ/フルセグには非対応だという点。搭載しているものと思い込んでしまいがちだと思うので注意して欲しい。おサイフケータイや防水・防塵には対応している。
ほとんどドコモ版と同じだが、対応する通信方式が増えている点は異なる。これは格安SIM各社がドコモ回線だけでなくau回線やソフトバンクの回線などを使った通信サービスも提供しているため。
また、カラーバリエーションが1つ減って2色となっている。ドコモ版や楽天モバイルではパープルをラインナップしていたが、今回の格安SIM/スマホ各社ではホワイトとブラックの2色展開となる。
<▲図:ドコモ版ではパープルがあるが、今回のMVNO版は2色> |
端末の販売価格、通信サービスの内容と料金、実施中のキャンペーン、これら3点を考慮した上での購入判断になると思うが、Xperia Ace自体はかなりお勧めのスマートフォンだ。もちろんハイエンド機を求める方には向かないが、そうでない場合には有力な選択肢になってくると思う。
【情報元、参考リンク】
・IIJmio
・mineo
・nuroモバイル公式サイト
・ソニー/プレスリリース