<▲図:ソフトバンクのコラボ。西館 4階4ホール内の角柱巻> |
今回のコミケでもNTTドコモ(以下、ドコモ)、KDDI(au)、ソフトバンク、UQコミュニケーションズ(WiMXA 2+)が電波強化の対策を行う。
コミケに限らず夏の大規模花火大会やアーティストの屋外ライブなどもそうだが、狭いエリアに大勢の人が集まり、携帯電話を使うことで回線が混雑し、非常に繋がりにくい状況が発生する。
それを少しでも緩和すべく、各社が毎年対策を打っている。また、自動車に仮設基地局を設置した移動型基地局などにおいては、漫画やアニメ、小説など様々な作品とのコラボレーションが行われることもあり、特製ラッピングをまとった基地局車両に出会うことも楽しみの一つだと思える方も多いと思う。
今回のコミケ96における通信各社の対応状況をまとめてみたい。
<ドコモ>
ドコモでは会場周辺をカバーする基地局の調整を行うほか、LTE及びFOMA対応の移動基地局車を設置する。加えて、「docomo Wi-Fi」の臨時アクセスポイントも導入し、Wi-Fiも繋がりやすくする。
移動基地局車両の設置場所などの詳細は今回はまだ発表されていない。というか、発表される時には大抵はもう少し前に明らかにされるため、今年は詳細発表はないのかもしれない。
→ドコモのエリア対策ページ
<au>
auでは、車載型基地局(移動基地局車両のこと)を3台と可搬型基地局3台を導入することを明らかにしている。それぞれの仮設基地局の設置場所も公開されている。
→auのコミケ96でのエリア対策ページ
<ソフトバンク>
ソフトバンクでは、臨時のアクセスポイントを設置することで「ソフトバンクWi-Fiスポット」を強化する。臨時アクセスポイントの設置場所も公開されている。
また、西展示場4階4ホール内の柱に「賢者の孫」とのコラボビジュアルが掲載される。
→ソフトバンクのエリア対策ページ
<UQ WiMAX>
UQコミュニケーションズはWiMAX 2+の電波強化のため、移動型基地局車両を導入する。
→UQ WiMAXのエリア対策ページ
【情報元、参考リンク】
・コミックマーケット96公式サイト