<▲図:カラーバリエーションは3色。左上から順にブラック、ブルー、レッド> |
それもついに終わる。ようやく発売日が8月30日になることが発表された。全国一斉発売だ。
TORQUEシリーズはau向けのオリジナルシリーズとして人気なので、TORQUE目当てでauに加入した方やauに残っている方もいるかもしれない。それくらい他にはない際立つ特徴を備えた魅力的な製品だ。
なお、今回のTORQUE G04の発売にあたっては9月30日までに購入した方を対象に、限定カラーの赤の電池パックがプレゼントされるキャンペーンが実施される。
<▲図:キャンペーンでもらえる限定カラーの電池パック> |
電池パックがプレゼントされる企画があることからもわかるように、TORQUE G04はカバー等を取り外して自分で電池パックを交換できるようになっている。
<▲図:TORQUE G04はスピーカーカバー(中央上、2個)と背面カバーを工具を使って取り外すことができる。電池パックは標準品はブラック> |
泊りがけでのアウトドアなどでは電池パックの予備が欲しいところだと思うので、このプレゼントは嬉しい。純粋に日常使う上でも予備さえあれば普段から電池の劣化を気にせずに使えてしまうと思うので、その点でもありがたい。
さて、そのTORQUE G04だが、タフネス設計は健在だが、シリーズ最強の堅牢性・耐久性に進化している。
米国国防総省の物資調達基準である「MIL-STD-810G」の各種項目に加えて、京セラ独自の耐衝撃、耐荷重、耐海水の試験をクリアする。
例えば高さ約2.0mから鉄板やコンクリートに落下させたり、水深約2.0mの海水に1時間沈める試験などを行っている。
面白いところでは温水シャワーにも耐えられるので、海から上がって温水シャワーを浴びる中、TORQUE G04を身に着けていても問題ないということになる。
もちろん実際にそうしたタフな環境で使用する際には事前に仕様を細かくチェックして欲しい。温水シャワーといってもあまりに熱い温度は想定されていないし、同様に他の環境に関しても試験条件を大幅に超えるような状況では故障の懸念もある。
とはいえ、基本的に物理的な故障に関してはほとんど気にせずに済むのはTORQUEならではだ。
<▲図:「Action Overlay」について(※クリックして拡大)> |
また、TORQUE G04では暗所に強く、手振れ補正が強化され、さらにはキメ細かな映像を撮影できる約2,400万画素のカメラを採用している。速度、移動距離、経路情報、標高など、各種センサーが取得するデータをカメラ画面に表示して静止画や動画を撮影できる「Action Overlay」という機能も面白い。
<▲図:Action Overlayの例> |
<▲図:Outdoor Portalで活動状況を日別で記録できる> |
アウトドアでの操作性を損なわないために画面や手が濡れた状態でもタッチ操作ができる「ウェットタッチ」、グローブをしたままでも使える「グローブタッチ」も搭載する。
主な仕様は、OSがAndroid 9 Pie、ディスプレイが約5インチ、フルHD、メモリ(RAM)は4GBでストレージ(ROM)は64GB、バッテリー容量は2,940mAh。
本体サイズは約73 x 150 x 13.4mmで、重さは約200gだ。
ゴツいボディのTORQUE G04だが、ワイヤレス充電にも対応しているので、市販の「Qi」規格対応ワイヤレスパッドでも手軽にケーブルなしで充電できる。また、ワンセグ/フルセグには非対応だが、「おサイフケータイ」には対応している。
TORQUE 04には専用の別売りオプション品も用意される。下に掲載したカラビナ付きのハードホルダーなどは多くの方にとって便利なアイテムだと言えそうだ。
<▲図:専用オプションのカラビナ付きの「ハードホルダー」も便利> |
【情報元、参考リンク】
・au Online Shop
・KDDI/プレスリリース