また、2年契約を途中解約しても解除料(違約金)が1,000円しか発生しないという点も大きな特徴となっている。
ちなみに前述の月額7,880円や4,880円といった数字は2年契約をした場合の話。2年間の縛りのない契約の場合は月々170円高くなる(※下表参照)。しかし、途中解約時の解除料自体が1,000円と安価なので、何も考えずに2年契約しても問題ないどころか、半年で逆転現象が起こるため解除料が発生したとしても2年契約の方がお得だろう。
それでは月額7,880円から4,880円に割引するために必要な割引施策はというと「家族割プラス」(2人以上)、「スマホ割応援プラス」、そして「auスマートバリュー」だ。それぞれ1,000円引きで、合計すると3,000円引きになる。ただし、「auスマートバリュー」は対象の回線サービスにも加入している必要があるので、誰もが適用できるわけではないし、「家族割プラス」に関してもそうだろう。そのため、4,880円にまで下げるのは難しいと思うが、6,880円や5,880円にまでは下げられる、という方は結構いると思う。
しかも「スマホ応援割プラス」は9月13日から提供開始となるキャンペーンで、「auデータMAXプラン Netflixパック」への申込翌月から6か月間、毎月1,000円引く、というものなので、少なくとも半年間は1,000円引きで利用できる。
<▲表:料金イメージ(※クリックして拡大)> |
さて、それではプラン内容だが、名称通り動画配信サービス「Netflix」の「ベーシックプラン」が付いてくる。「スタンダードプラン」に引き上げるためには400円追加、「プレミアムプラン」の場合は1,000円の追加となる。ベーシックプランはSD画質なので個人的にはスタンダードプランをオススメしたいが、最初にお試しするにはベーシックプランで十分かもしれない。
月々の高速データ通信の上限設定は一応は「無い」。一応「使い放題」となるが、もちろん無条件というわけではない点には注意が必要だ。
まず、動画配信サービスを始めとするストリーミングサービスによって大容量の通信を継続的に長時間行ってしまうと通信速度が制限される場合がある。どういう場合に制限されるかというのは公表されておらず、auのその時々のネットワークへの影響を勘案して定めるようになっている。
また、ストリーミングサービスに限らず、一定期間内に大量のデータ通信が行われた場合には混雑する時間帯の通信速度が制限される。こちらに関しても条件の詳細は公表されていない。
そしてさらに気を付けなければならないのはテザリング、データシェア、世界データ定額における通信量に関しては「上限なし」の対象外だという点だ。月間2GBまでとなっている。
こうした制限は「auデータ MAXプラン Netflixパック」に限らず、ベースとなっている「auデータMAXプラン」も同じだ。
無条件で使い放題というわけではないので注意したいところ。
とはいえ、あまりデータ量を気にしなくてもいい、というのは確かな話だし、上手く割引施策を適用できれば、少なくとも半年間は月額4,880円に収まるので、結構魅力的なプランだ。というのもNetflixに別途加入するだけでもそれなりにお金が掛かるためだ。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース