<▲図:Lenovo Smart Clock> |
すでに予約受付は始まっていて、初回出荷日が19日の予定となっている。
両機種とも「Google アシスタント」対応製品なので、Google製「Google Nest Hub」と同種の製品だといえる。Google アシスタント対応のスマートスピーカーとしての使い方ができる上、ディスプレイ表示によってさらなる追加機能を提供してくれる。また、実際にGoogle Nest Hubと互換性があるので、それらのアプリを使うことができる。
アラーム/時計を視覚的に確認できることはもちろん、天気やスケジュールなども同様に見て確認できるので便利だ。もちろん「YouTube」の動画コンテンツなども楽しめる。
<▲図:Smart Display M10> |
さらにLenovo Smart Display M10には約500万画素のカメラが前面に搭載されていて、「Google Duo」を使ったビデオ通話を行うことも可能となっている。遠隔地に住む家族や恋人などとのビデオ通話機器として便利に活用できるだろう。テーブルの上などに置いておけば、意外とスマートフォンよりもビデオ通話をしやすいかもしれない。
また、カメラの存在が何となく気になるとか、不安だという場合にはレンズを物理的に覆うことができるシャッターも内蔵されているので安心だ。
一方のLenovo Smart Clockは「Clock」というワードが入っていることからも想像できると思うが、ベッドサイドに置く時計代わりの位置付けの製品となる。サイズ的にもベッドサイドにちょうど良さそうだし、そもそもスマートディスプレイというよりも、スマートアラーム時計と呼ぶ方が正しいだろう。
時計表示がとても見やすいのはもちろん、アラーム時計としてとても凝った作りとなっている。
その一つは「リラクゼーションサウンド機能」だ。
リラクゼーションサウンドを普段から利用している方には良いかもしれない。もちろん好みのサウンドでなければ意味がないとは思うが、他にもアラーム時計として便利な機能が搭載されている。
例えば、本体そのものを軽くタッチ(軽く叩く)ことでアラーム音を止められるようになっている。これはとても便利だと思うし、他のスマートディスプレイには無い機能だ。また、起床時間(アラームの設定時間)の30分前から少しずつディスプレイの明るさを明るくする「めざましディスプレイ機能」もある。
また、背面にUSB(Type-A)端子を備えていて、USBケーブルを繋いでスマートフォンの充電もできる。
Lenovo Smart Clockを設置することでベッド回りのコンセントが一つ減ることになると思うが、代わりにスマートフォンの充電器を外せるので、トータルではコンセント使用数は変わらない。
かなりキメ細かく設計されたことが分かる仕様と機能だけに、Lenovo Smart Clockは販売チャネルが多ければ意外とヒットするかもしれない、と思わせる製品だ。
【情報元、参考リンク】
・レノボ/「Lenovo Smart Display M10」製品ページ
・レノボ/「Lenovo Smart Clock」製品ページ