オンキヨー&パイオニアは25日、主にスマートフォンをターゲットとしたイヤホン「RAYZ」シリーズと連動するアプリ「Pioneer RAYZ」において、ユーザーの耳の聴感度に合わせて音を補正する「Hearing Health」機能の開発に成功したと発表した。
新機能はアプリのアップデートで導入される予定で、対象のRAYZシリーズで利用できるようになる。
人それぞれ耳の聴感度が異なるのは誰もが知る事実だと思うが、実際にどれくらい違うのかは他人における音を聞くことができないので、感覚的には分からない。しかし、音の周波数ごとに感度がどのように異なるのかをデータとして測定できれば、それぞれの耳の感度特性を把握することができる。
例えば高周波数帯の音が聞こえにくいとか、低周波数帯の音に敏感だとか、そうした特性によって苦手な音なども出てくると思う。
Hearing Healthでは、12の異なるポイントの周波数で、左右それぞれの耳の聴感度を測定する。この測定結果をもとに、ユーザーが聞き取りづらい帯域の音を持ち上げる一方で、感度の高い帯域を抑え、本来聞こえるべき音に補正するという。これによって、一人一人の耳にあったバランスの良い聴取ができるようになるはずだ。
高音が聞こえにくいから、低音が聞こえにくいから、といった理由で全体のボリュームを必要以上に上げる必要もなく、難聴予防にも役立つとしている。
ただ、実際にHearing Healthによって調整された音を聞いていないので分からないが、場合によっては好みではない聞こえ方になる可能性もあるかもしれない。Hearing Healthは結局、自分の耳の感度特性に合わせて、イコライザーを自分でいじらずに自動的にやってくれる、ということのようなので、普段どの音響機器でもイコライザーやモードを変更しない方の場合、補正された音をどう感じるかは別問題だろう。
とはいえ、イコライザーのいじり方が分からないとか、手っ取り早くバランス良く聞きたいとか、難聴予防に効果があるなら、といった要望には手軽に応えてくれそうなので、ありがたい機能だ。
実際、多くのユーザーにとっては手軽で便利な機能だと言えると思う。
【情報元、参考リンク】
・RAYZシリーズ公式サイト
・オンキヨー&パイオニア/プレスリリース(PDF)
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