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HuluがWindows 7と8のサポート終了に関して案内。また、今年7月以降IE11がサポート対象外に

動画配信サービス「Hulu」の日本市場向けサービスを手掛けるHJホールディングスは4日、Windows 7及びWindows 8を搭載するPCでHuluを視聴しているユーザーに対して、視聴環境の変化に関する案内をメールで送付した。

<▲図:Windows 7/8における視聴環境について(Huluのヘルプセンターより)>

本件は3月29日にHuluの公式サイトで告知済みの内容だが、ユーザーに直接メールで案内することで周知をより徹底できると思う。

Huluは様々なプラットフォームに対応しているのでAndroidスマートフォンやタブレット、iPhone/iPadなどで視聴している人もいるだろうし、スマートTV、ゲーム機、各種セットトップボックスなどを利用している人もいると思うが、もちろんWindows PCやMacも使われている。

今回の案内はWindows 7及びWindows 8のユーザー向けの内容。

まず1点目は、7月1日以降に実施されるHuluのシステム更新によって、Windows 7及びWindows 8で「Internet Explorer 11」を使って視聴する場合、再生が途切れる等、視聴が不安定になる可能性があるという。そのため、引き続きWindows 7及び8の環境でHuluを視聴する場合にはChromeかFirefoxを使うよう案内されている。

2点目は、より重要な内容だ。

マイクロソフトによるWindows 7のサポートが2020年1月14日で終了となることに伴い、Huluでもその翌日の2020年1月15日でWindows 7のサポートを終了する。加えて、Windows 8についても同日でHuluのサポート対象外となる。

そのため、Windows PCで引き続きHuluを視聴するにはOSをWindows 8.1以降のバージョンにアップグレードする必要がある。もしくはPCを買い換えたり、他の機器で視聴するかだ。

案内されている文章と掲載されているイメージ画像では、Huluを視聴できなくなる日が若干異なっていて、どちらが正解なのか分からないが、マイクロソフトのWindows 7のサポート終了日が2020年1月14日というのは確定しており、おそらくHuluを視聴できなくなるのは2020年1月15日以降なのではないかと思う。だが、1日余裕をもって、より安全に考えるなら14日から視聴できなくなるかもしれない、と捉えておく方が無難だろう。

Windows XP時代からWindows 7時代への移行の際にも各種ソフトウェアやWebサービスなどで色々と混乱が生じたが、Windows 7から10への移行についても再び同じような混乱が多少なりとも起きそうだ。Windows 7のユーザーは今でも国内のWindows PCにおいて3割程度いるという調査結果もあるので、来年突然Huluを視聴できなくなって驚く人も多数出てくるかもしれない。

基本的にはWindows 10にアップグレードすればいい話だが、ソフトウェアによってはライセンス認証のやり直しが必要となったりするなど、いくつか注意すべき点もあるので、基本的には必要なデータをバックアップした上で、Webサイト等で調べてからアップグレードを行って欲しい。

【情報元、参考リンク】
Hulu/ヘルプセンター/Windows 7及び8をご利用の方への重要なご案内

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