旅行会社のエイチ・アイ・エス(以下、H.I.S.)が日本通信と組んで立ち上げたH.I.S.Mobileが提供する格安SIM/スマホサービスの「H.I.S.モバイル」において、18日より「最低利用期間」の設定が撤廃された。それに伴い、途中解約時の違約金も撤廃となっている。
これは携帯電話サービスにおいて設定されている途中解約時の違約金を1,000円以下にすべきという総務省が示す方針を受けてのもの。もちろん、非常に早い動きで、H.I.S.モバイルは他社に先駆けての対応となっている。格安SIMサービス市場では後発だけに、逆に攻めた動きができるのかもしれない。
現在、携帯電話サービスの料金プランもしくは割引サービスでは、2年間などの契約期間を定めたものが一般的で、ほとんどのユーザーがそのプランに加入していると思う。
そうした期間契約のプランを途中で止める場合には違約金が発生する。この違約金は通信キャリアでは各社横並びで基本的には9,500円(税抜)となっている。そして格安SIM/スマホサービスでも、同額、もしくは近い額の違約金が設定されていることが多い。
ただし、現時点では総務省による方針は提案段階であり、それに従わなければならないことが確定したわけではない。
それでもH.I.S.モバイルは先行して動いた。H.I.S.傘下の企業なので、どうしても旅行と紐付いたサービスだという印象を受けやすいと思うが、H.I.S.モバイルは「普通の格安SIMサービス」として国内でも利用できる。もちろん海外向けSIMもあるし、サービス、プランによってはH.I.S.グループならではの特徴もある。
H.I.S.モバイルでは途中解約時の違約金は8,000円だったが、それを撤廃。
気軽に入って気軽に止められる、というわけで、格安SIMへの本格移行までのテストにも良いと思う。
国内向けのSIMはNTTドコモ(以下、ドコモ)の回線を使ったサービスとソフトバンクの回線を使ったサービスが両方提供されているので、ドコモ、ソフトバンクの機種及びサービスから乗り換える方は、SIMロック解除をしないままでも構わない。
音声通話とデータ通信をできる「きままベストチョイスプラン」は月額945円から、「電話かけ放題プラン」は月額1,550円からとなっている。
また、同社では6月18日から10月31日(予定)までの間に新規加入もしくはMNP(乗り換え)での加入の方向けに、「変なSIM」カード本体(通常は1,980円)と海外での通信プラン500円分(1日分)をプレゼントするキャンペーンも開始している。旅行や出張などでの海外渡航予定のある方は、ちょっとお得だ。
そうでない方も解約金なしになったため、気軽に格安SIMを試せると思う。
なお、H.I.S.モバイルでは新品のAndroid端末の取り扱いとiPhone 7/7 Plus/8/8 Plus/Xのリファービッシュ品の取り扱いも開始したという。
【情報元、参考リンク】
・HISモバイル公式サイト
- Home-icon
- 通信サービス
- _通信サービス全般
- _ドコモ
- _au
- _ソフトバンク
- _楽天モバイル
- _UQ mobile
- _ワイモバイル
- _LINEMO
- _格安SIM/スマホ
- _WiMAX/WiMAX 2+
- 端末
- _端末全般
- _Androidスマートフォン
- _Androidタブレット
- _その他のAndroid機器
- _iPhone/iPad
- _その他の携帯電話端末
- _Wi-Fiルーター
- _ウェアラブル/IoT
- _周辺機器
- _アクセサリー
- _その他の製品
- アプリ
- _アプリ全般
- _キャンペーン情報
- _事前登録情報
- _ゲーム
- _ツール
- _エンタメ/スポーツ
- _ニュース/書籍/雑誌
- _ショッピング/グルメ
- _SNS/交流
- _ビジネス
- _カメラ/写真/動画
- _ライフスタイル
- _健康・フィットネス
- _その他のアプリ
- 取材/レビュー
- コラム
- 特集
- セール・キャンペーン情報
- 災害関連