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ドコモ、コスパが魅力の「Google Pixel 3a」と富士通「arrows Be3」を6月7日に発売!

NTTドコモ(以下、ドコモ)は3日、2019年夏モデルのラインナップにおけるミドルエンド機の一つとなる「Google Pixel 3a」と富士通製のエントリークラス機「arrows Be3」を7日に発売すると発表した。


Pixel 3aは名称から想像できるように「Google Pixel 3」の派生機種で、一部のスペックを落としつつ価格を大幅に下げることに成功した、コストパフォーマンスに優れる良機種だ。価格は46,656円(36回分割時の月額は1,296円)。一方のarrows Be3はミドルエンドとローエンドの間という感じのスペックの製品で、価格は33,048円(36回分割時の月額は918円)だ。

<▲写真:Pixel 3a>

両機種とも、ドコモが6月から提供開始した新しい買い方「スマホおかえしプログラム」の対象機種ではない。「スマホおかえしプログラム」は、36回分割払いにおいて24回支払った後、端末を返却することで以降の残債が免除されるというサービス(最大で12回分が免除)。


要するに2年使って返したら残りは払わなくていいですよ、というサービスで、ある意味2年以後での下取り込みでの販売とも言えるが、必ずしも返す必要はなく、そのまま使い続けても構わない、縛りの緩さも魅力となっている。そして、高価な端末になればなるほど免除額が大きくなる点も魅力だ。例えば9万円の機種なら最大で3万円分が免除されることになる。2年後にその機種を自分で中古ショップで売却する場合、3万円で売れるかどうかの保証はない。「スマホおかえしプログラム」の良い点は、自分で中古ショップで売却する場合との差額が恐らく小さいだろう、という点だ。高く売れるかもしれないけど、低いかもしれない。3分の1の額ならどちらであったとしても十分納得できる、ちょうど良いバランスの額で設定されていることだ。

その一方で、ミドルエンド、ローエンド製品の場合は定価が5万円を切るため、「スマホおかえしプログラム」のメリットは少ない。36回分割で支払った場合の月額は1,000円前後の範囲に十分収まってくるからだ。

そのため、Pixel 3aとarrows Be3が「スマホおかえしプログラム」対象外だという点はあまり気にしなくていいと思う。2年程度での機種変更の可能性があるなら36回分割ではなく24回を選んでもいいし、機種変更の際には自分で売却してもいい。

さて、Pixel 3aはGoogleストアとソフトバンクでも販売されているが、一番定価が安いのはドコモだ。ただし、ソフトバンクには「半額サポート」があるので、必ずしも定価だけで判断はできないので注意して欲しい。

今回はドコモの場合を紹介するが、新料金プランの「ギガホ」「ギガライト」は結構良いので、それこそギガライトを選べば月々の出費は端末代を含めても3、4,000円前後に抑えることができると思う。

それでいてGoogle端末ならではの3年間のOSアップデート保証もあるし、実はスペックも悪くない。メモリは4GB、ストレージは64GBで、ディスプレイの解像度もフルHD+(1,080 x 2,220ドット)で悪くない。本当に悪くないスペックの製品だ。

一方のarrows Be3は、オクタコアのQualcomm SDM450、メモリ(RAM)3GB、ストレージ(ROM)32GB、5.6インチサイズでフルHD+解像度の有機ELディスプレイを搭載する、というのが基本スペックで、実はPixel 3a、「Xperia Ace」「LG style2」と比べると、若干エントリークラス寄りとなる。というのも、Pixel 3a、Xperia Ace、LG style2のメモリは4GB、ストレージは64GBと、それなりに容量を積んでいるからだ。

しかし、arrows Be3ならではのタフネス設計などは魅力だ。米国国防総省の調達基準である「MIL規格」の23項目の試験をクリアするタフさはユーザーに安心感を与えてくれる。また、背面に設置された指紋認証センサーはスクロールや拡大縮小などの操作に使うこともできて、特に片手持ちの時に便利だ。

他にも脈波センサーを使っての血管年齢、ストレス状態の測定機能なども特徴の一つと言える。

【情報元、参考リンク】
ドコモオンラインショップ
ドコモオンラインショップ/Google Pixel 3a製品ページ
ドコモオンラインショップ/arrows Be3 F-02L製品ページ

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