<▲図:Tマガジンの公式サイト> |
最初に書いておくと、まだ30分程度しかチェックしていないが、結構良いかもしれない。というのも、現在、市場にはNTTドコモの「dマガジン」、KDDIの「ブックパス」、楽天の「楽天マガジン」など複数のサービスが存在しているが、どのサービスを選ぶかの決め手は自分が読みたい雑誌が含まれているかに加え、雑誌ラインナップの総数にあると思うからだ。というのも月額料金は大きく変わらないし、使える機器もほぼ同じだし、使い勝手も大差ないからだ。もちろん、細かく見ていくとラインナップも便利さも違う。
しかし、Tマガジンの400誌以上というラインナップは確かに同社が言うように業界最大級で、結構魅力的だと思う。
<▲図:雑誌ラインナップの一部> |
筆者は長く「dマガジン」を継続利用しているが、最近「F1速報」という雑誌目的で「ブックパス」に変えようと思っていた。今回のTマガジン登場はその矢先の話で、Tマガジンにも「F1速報」があり、とりあえず初回3ヶ月分はキャンペーンで無料なので早速加入してみた。この無料期間中に、ブックパスとTマガジンのどちらに継続加入するか決めようと思っている、もしくはdマガジンに戻るか。
<▲図:「F1速報」の紙面例> |
TマガジンはCCCグループ企業ということもあり、利用料金に応じてTポイントが付与される。その逆でTポイントを料金支払いに充てることもできる。
今回の無料キャンペーンは8月31日まで実施されるもので、初回1ヶ月間は無料、残りの2ヶ月間についてはキャンペーンで付与される期間固定Tポイント864ポイントを充当させれば無料になる、という内容。合わない方は1ヶ月以内で解約すればいいだろう。放っておくと、意外と解約を忘れてしまう可能性もあるし、それだと勿体無い。一方で、そんなことはないよ、という方は無料で3ヶ月一杯楽しんでしまってOKだろうし、気に入れば継続すればいいと思う。
定額制の雑誌読み放題サービスは、毎月固定料金で、ラインナップされている全ての雑誌等のコンテンツを読める、という基本サービス内容なので、他社の競合サービスと比べて何か変わった特徴があるというわけではないが、Tマガジンならではの特徴が一つある。
ちょっと驚いたが、R〇〇コンテンツもラインナップに含まれていることだ。もちろんR〇〇雑誌といっても興味のないものがいくら揃えられていても意味がないと思うので、公式サイトでチェックした方がいいと思うが、一応TマガジンにはR〇〇コンテンツもある(「ジャンル」メニューの一番下にある)。
一方でR〇〇コンテンツを絶対に表示させたくない、という方も大勢いると思うので、その場合には「セーフサーチ機能」をオンにすれば表示されなくなる。
ちなみに筆者が普段定額制雑誌読み放題サービスで読む、もしくは読みたい雑誌は「F1速報」「ファミ通」、ガジェットとかPC系の雑誌、それと芸能人の話題も読むので総合週刊誌的なものだ。総合週刊誌に関してはTマガジンはちょっと弱い印象で、例えばdマガジンにはある「週刊文春」「週刊新潮」はない。やはりサービスによってラインナップに違いはあるということが、この辺りからも分かる。一方でエンタメ系では「アニメディア」とか「アニメージュ」「電撃PlayStation」などがあるし、NHKの「囲碁講座」「将棋講座」など講座系・情報系の雑誌もある。
また、コミック雑誌もラインナップされている。さすがに「週刊少年ジャンプ」「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」といった3大メジャー誌はないが、姉妹誌なら「グランドジャンプ」はある。
長いことdマガジンで満足していた筆者は、勝手な思い込みで他も大して変わらないだろう、と細かくラインナップを比較してこなかったが、最近ブックパスや楽天マガジンが結構良いということを知り、移行を考え始めていた矢先だったので加入した。合わないとか、やっぱり他のサービスの方がいいとなれば解約してそちらを試せばいいと思う。
実はブックパスもかなり良さそうで、漫画に関してはコミックがかなり多い。一方でコミックが不要の方はちょっと安くなる「マガジンコース」を選べるようになっている。そのため、筆者も色々試して、気に入ったサービスに残ろうと考えている。
普段読んでいる雑誌が一つでもあれば基本的に定額制雑誌読み放題サービスはお得なので、関心がある方はこの機会に色々とチェックしてみるといいと思う。
さて、Tマガジンへの加入手続きだが、少なくとも途中でクレジットカード情報の入力が必須となるので、その点には注意して欲しい。学生でもクレジットカード代わりに使えて便利なチャージタイプの「au WALLET プリペイドカード」などが使えるかどうかは確認していない。
また、Tマガジンでの会員アカウントは「Yahoo! JAPAN ID」か「T-ID」が使われるので、どちらかを取得しておくか、新たに取得する必要がある。もちろんアカウントを作るのは無料だ。
T-MAGAZINE公式サイト内で「無料お試し」ボタンをタップすると、「Yahoo! JAPAN ID」もしくは「T-ID」でのログインが必要と言われるので、ログインする。アカウントが無い場合はログイン画面で「新規取得」から登録できる。利用規約を読んで「同意」を押す。続いてクレジットカード情報を入力する。
<▲図:クレジットカードの入力は必須> |
次に契約内容画面が表示されるので確認して、「申し込む」を押す。
<▲図:課金開始日はメモしておくなど忘れないようにしておこう> |
次の画面で手続き完了だ。
<▲図:手続きはこれで完了> |
あとは普通にブラウザでもアプリでも雑誌を閲覧できる。1アカウントで、5つのデバイス、1つのブラウザで利用できるということなので、パソコン、スマホ、タブレットなどで使い分けもできるようになっている。雑誌コンテンツのダウンロードもできるということだが、それはまだ試していない。
また、アプリはGoogle Playで「T-MAGAZINE」と入力して検索しても出てこないので、「Tマガジン」で検索しよう。また、下記リンク先からもダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・Tマガジン公式サイト