<▲図:月々の出費を減らすための施策「スマホおかえしプログラム」について> |
これは6月からは通信サービスの料金と端末代を合算した上での端末代の値引きが終了するからだ(現在利用中の方は継続利用可能。受付が終了するということ)。そして、その理由は法律で従来形式が禁止になってしまうためだ。
また、「機種変更応援プログラム」「機種変更応援プログラムプラス」「ウェルカムスマホ割」も5月31日で受付終了となる。
新しい販売形態では端末代の割引施策がなくなり、基本的には定価販売となる。しかし、当然ながらそれではあまりに高すぎて手が出ない。そこで、月々の端末の分割支払い代金を下げるため、36回分割払いにして24回払い以降で端末を返却すれば残債は免除となる「スマホおかえしプログラム」が用意された。これは購入から2年以後の下取りありきで月々の支払額を何とか減らそう、という試み。もちろん返却せずに36回の支払いを完了すれば返却する必要はないし、端末購入の際に「スマホおかえしプログラム」に加入せざるを得ない、という縛りもない。
<▲図:「スマホおかえしプログラム」について> |
これだけでは不十分なので、ドコモは料金プランも値下げしている。ギガホ、ギガライトのことだ。
この2つの施策を導入することで、最終的には月々のドコモへの支払額が従来とほぼ変わらないような設定となっている。ドコモは安くなる、としているが、勿論それは人それぞれ。安くなる人もいれば、高くなる人もいる。ただ、ドコモが言うように安くなる人は、意外と結構いると思う。
従来型と新型プランにおける月々の支払額総額の比較などはドコモが公開しているシミュレーションサイトでチェックできるので、関心がある方はしておこう。
さて、そんな訳で新しい買い方に切り替わるわけで、従来の割引サービスを利用しての端末購入は5月31日までで終わることになる。
そのため、春モデル以前の機種を従来の割引サービスを利用して購入したい方は、忘れずに5月31日までに行っておくことをオススメしたい。
おそらく秋冬辺りになると、何らかの割引施策が新たに出てくるとは思うが、今のところ「端末購入サポート」のように端末の販売価格から大幅な値引きをする、という施策はないので、旧機種を超お得に購入しようと思うと今しかないかもしれない。ただ、断言できない点は了承して欲しい。6月1日以降も意外と普通に通信プランとの紐付けなしで、そこそこの割引販売がされる可能性もある。そうなると、今がいいのか、待ってもいいのかを断言することはできない。
確実に言えるのは「月々サポート」「端末購入サポート」「docomo with」での購入ができるのは5月31日までということだ。
そのため、新プランのシミュレーションと合わせて、「月々サポート」や「端末購入サポート」「docomo with」で購入できる機種の価格などをチェックしてみるのもいいと思う。下記リンク先で色々と確認できる。
【情報元、参考リンク】
・ドコモオンラインショップ/在庫限りの特価販売機種の一覧ページ
・ドコモオンラインショップ/各種割引サービスなどの新規受付終了について
・ドコモオンラインショップ/5月31日までのSPECIAL特典について