SBH82Dの発売日は6月8日で、カラーバリエーションはブラック、グレー、ブルーの3色。市場推定価格は10,000円前後とされている。
<▲図:カラーバリエーション> |
周囲の音も聞こえるオープンイヤータイプのイヤホンやヘッドホンはもちろん他にも数多くあるので、オープンイヤー自体が革新的と言うことではないが、SBH82Dはイヤホン部分の形状が少々特殊で、耳を完全には塞がないようになっている。
<▲図:耳への装着部> |
そのため、周囲の音が聞こえるというのは構造上当然の話で、とてもシンプルなアイデアで周囲の音とイヤホンからの音を両立させているようだ。
一方、耳を塞がない形状ではフィット性に劣りそうだが、下掛けスタイルとリングサポーターによって安定した装着性を実現しているという。また、耳を完全に塞がないことによる利点だと思うが、一日中つけていたとしても蒸れにくい。また、耳を塞がないことで音漏れが気になるところだが、音漏れの低減にも配慮した設計になっているようだ。うまい具合にバランスよくデザインされていて、確かに魅力的だ。
ワイヤレスイヤホンとしてはBluetooth 4.2対応で、A2DP、AVRCP、HFP、HSPといったプロファイルをサポートする。対応コーデックはSBC、AAC。約2時間で内蔵バッテリーをフル充電でき、最大で7.5時間の連続音声再生が可能となっている。通話に使った場合は最大8時間だ。
<▲図:コントロール部> |
ネックバンドタイプなのでケーブルが必要以上に絡む懸念もないし、バッテリーはイヤホン部に収納されているわけでもないので、バッテリー要因での耳への負荷はない。
SBH82Dは音声通話や外出時に使うイヤホンとしてかなり魅了的かもしれない。
下に掲載したのはAmazonでの商品リンク。
【情報元、参考リンク】
・ソニー/SBH82D製品ページ