Androidニュース&アプリ情報メディア

ソネットのSIM/スマホサービス「nuroモバイル」が3キャリア対応!SIMロック解除せずに今使ってるスマホのまま気軽に移行可能!割引キャンペーンも実施!

ソニーネットワークコミュニケーションズは8日、同社が運営するLTE通信サービス「nuroモバイル」において、従来からのNTTドコモ(以下、ドコモ)、ソフトバンク回線に加えて、9日よりau回線を使ったサービスも提供すると発表した。


加えて、au回線サービスの提供開始を記念した「1年間ずっと月額900円〜キャンペーン」も実施される。キャンペーンは9日開始で、6月30日まで行われる。

nuroモバイルは、他社(ドコモ、KDDI、ソフトバンクなど)の通信インフラを借り受けて提供される、いわゆる「MVNO」サービス。一般的には「格安SIM/スマホサービス」という呼び方で括られることが多いと思う。

最初はドコモの回線を使ったサービスでスタートしたnuroモバイルだが、ソフトバンク回線が追加され、今回au回線も加わった。「トリプルキャリア」対応のモバイル通信サービスになったわけだ。

トリプルキャリアの利点は単純にユーザーが回線を自由に選べるというだけに止まらない。

既存のドコモ、au、ソフトバンクのユーザーが格安SIM/スマホサービスへ移行する際の壁の一つとなる「SIMロック」の面倒さが取り払われたことが大きい。

格安SIM/スマホサービス加入と同時に新しい機種を購入する場合には特に問題にはならないが、現在ドコモ、au、ソフトバンクのスマートフォンを使っているユーザーが移行する場合、同じ機種を使いたい、という方も多いと思う。ところが、その場合は同じ通信キャリアの回線を使ったサービスを展開している事業者を選ぶか、SIMロックを解除しなければならない。SIMロックを解除した場合も、当然、ハードウェアが対応する通信方式に左右されてしまう。

そして、同じ通信キャリアの回線を使ったサービスを展開している事業者となると、ドコモの場合は格安SIM/スマホサービス事業者の多くが最初はドコモ回線を使っていたので、いまだに選択肢が豊富で問題ないが、auは今でこそ増えてきたが、それでもドコモ回線と比べると多いわけではない。

そのため、こうしてnuroモバイルがau回線を使ったサービス/料金プランも提供するというのは、auユーザーにとっては移行先の有力選択肢が増えることになって、いいニュースだと言える。

auで使ってきたスマホのまま、SIMロック解除の手続きをせずにMNPですんなりnuroモバイルへ移行できるので、かなり手軽だ。

もちろん新規ユーザーの場合は、純粋にドコモ、au、ソフトバンクの中から好きな回線プランを選べばいい。

自宅や勤務地、学校、普段買い物に行くお店などの主要生活圏の通信環境はauが良いという方が格安SIM/スマホサービスを選ぶ際、nuroモバイルも有力選択肢の一つになる。

ちなみに、au回線でのサービスを提供している格安SIM/スマホサービスは、テレビCMも多い「UQモバイル」、「mineo(マイネオ)」、そしてUQモバイルを提供するUQコミュニケーションズと同じくKDDI傘下の企業が提供する「BIGLOBEモバイル」、ソフトバンクの資本が入っているもののトリプルキャリア対応の「LINEモバイル」などとなっている。

なお、nuroモバイルで提供されるau回線の料金プランはというと、下記の4種類となる。

お試しプランはデータ通信量が0.2GBなので、本当にお試しという感じだが、気軽に試せる。また、Sプランは大抵のユーザーには問題ないと思われる、月間データ量2GBだ。

◇Sプラン《2GB》
・データ専用:780円
・データ+SMS:930円
・音声通話付き:1,480円

◇Mプラン《7GB》
・データ専用:2,100円
・データ+SMS:2,250円
・音声通話付き:2,800円

◇Lプラン《13GB》
・データ専用:2,980円
・データ+SMS:3,130円
・音声通話付き:3,680円

◇お試しプラン《0.2GB》
・データ専用:500円
・データ+SMS:650円
・音声通話付き:1,200円


最後にキャンペーンについて触れておきたい。

「1年間ずっと月額900円〜キャンペーン」は、nuroモバイルのトリプルキャリア対応を記念して行われるもので、音声通話付きS・M・Lプランの月額料金が1年間割り引かれる。これはau回線プランだけに限定されない。ドコモ、ソフトバンク回線のプランも対象だ。


【情報元、参考リンク】
nuroモバイル公式サイト
ソニーネットワークコミュニケーションズ/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件