KDDIは15日、決算説明会を開催し、その中で第5世代移動通信システム(以下、5G)のサービス提供に向けた最新のロードマップを公開した。同社は5Gの本サービスを2020年3月から提供開始予定だが、それに先立って今年9月からプレサービスを提供する。
国内の通信キャリアはNTTドコモ(以下、ドコモ)とソフトバンクも2020年に5Gの商用サービスを提供する予定だが、ドコモは先日、プレサービスを9月20日より提供することを明らかにしていた(こちらの記事参照)。今回のKDDIの発表によって、少なくともドコモとKDDIが9月に5Gを体験できる機会を提供することが分かったことになる。
なお、ドコモは5Gのプレサービスを9月20日に開幕する「ラグビーワールドカップ2019」と合わせて提供する計画で、ラグビーワールドカップを5Gを介して体験できる様々な企画を準備中としている。
今後のKDDIの5Gプレサービスの詳細発表を楽しみに待ちたいが、KDDIも5Gを活かしたイノベーションの創出に取り組む方針を示している。この辺りの方針はドコモ、ソフトバンクも大枠では同じで、各種工場のスマート化、自動車等の自動運転及びスマート化、各種機械等の遠隔操作、医療の遠隔化、スポーツ等のイベントの自由視点観戦等の分野でauの5Gプラットフォームを使ってパートナー企業とイノベーションを創出していきたいとしている。
5Gは速度が速いだけでなく容量が大きくなる利点もあり、現在の4G時代と比べて携帯電話回線を使ってボリュームの大きな通信を使ったサービスを展開できるようになる。
現時点では考えついていないような、あっと驚く新種のサービスが登場する可能性も期待されるので、2020年以降の5G時代は本当に楽しみだと言える。これまで以上に携帯電話回線が基幹的なインフラになるはずであり、ベンチャー企業にとっても従来の3G、4G時代では実現できなかったアイデアを実現できるようになるかもしれない。
いずれにしても、9月の5Gプレサービスを楽しみにしたい。
なお、周波数の割り当て状況は下図の通りだ。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/「新中期経営計画(20.3期-22.3期)」(PDF)
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