また、Premiere Rushには今回登場したAndroid版の他にデスクトップ版とiOS版もあり、どのデバイスで使ってもいい。
Premiere Rushを気に入って、4プロジェクト以上の書き出しをしたくなった場合には有料プランへの加入が必要になる。個人版は月額980円(税抜)、グループ版は月額1,980円となっている。また、すでにAdobeのサービスに加入している方の場合は無料で利用できる場合もある。それは「Creative Cloudコンプリートプラン」か「Premiere Pro CC」の単体プラン及び学生版の加入者の場合だ。
数年前だと動画編集の基本プラットフォームはWindowsもしくはMacだったと思うが、今ではスマートフォンの性能も向上し、さらにはInstagramやTwitter、Facebookなどでの動画共有、YouTubeへの投稿なども一般化し、スマートフォンで撮って、スマートフォンで編集してアップロードする、というパターンも増えた。
Premiere Rushはそうした背景を受けて、AndroidとiOS版ではスマートフォンに最適化したシンプルなワークフローで動画編集ができるように設計されている。
タッチ操作での直感的な動画編集が可能で、色の補正なども手軽に行える。さらにはAIも活用している。AIを活用してオーディオを自動調整できるので、これも便利かもしれない。また、テンプレートも豊富に用意され、手軽に適用できる。
クラウド上に全てのプロジェクトや編集履歴を保持し、自動で同期できるので、スマートフォンである程度の編集をした動画を帰宅後にその続きをWindowsやMacで本格的に編集するといった、デバイスの使い分けもできる。
「Premiere Rush」アプリは下記リンク先からダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・Premiere Rush公式サイト