<▲図:ASUS ZenFone Max Pro(M2)> |
理由は本来の仕様と異なる状態で販売されていたため。日本国内向けの製品とは異なる仕様のパーツを組み込んで出荷されていたため、本来使えるはずの周波数帯が使えない状態となっていた。この状態での国内での通信機能の使用は電波法違反となる恐れもあり、ASUS JAPANは交換もしくは返品の対応をすると案内を出していた。
使えない周波数帯は下記の通り。
- FDD-LTE:B2/B4/B12/B17/B18/B19/B28
- TD-LTE:B38/B41
- W-CDMA:B2/B4/B6/B19
そして本来使えるはずの周波数帯は下記の通り。
- FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B28
- TD-LTE:B38/B41
- キャリアアグリゲーション:2CA
- W-CDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
- GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz
結局、使えない周波数帯が多く、交換は必須と言っていい状態。もしくは返品だろう。とはいえ、ZenFone Max Pro(M2)自体は魅力的なスマートフォンであり、できれば返品ではなく交換して安心して使いたいところ。
そして一時中止となっていた販売だが、正しい仕様の製品が改めて27日より販売されることがASUS JAPANより26日に明らかにされている。
ZenFone Max Pro(M2)自体の詳細はこちらの記事を参照して欲しい。
下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンクだ。
【情報元、参考リンク】
・ASUS JAPAN/ZenFone Max Pro (M2) (ZB631KL)が特定の周波数帯を使用できない不具合についてのお知らせと対応について