<▲図:YAMADAスマートホームの利用イメージ> |
ヤマダ電機は今や家電量販店の枠組みを超えて様々なジャンルの商材を扱っているが、中でも住宅のリフォーム事業、戸建て住宅の建設・販売、家具・インテリアなどは店内スペースをある程度確保していることもあり、お店で目にしたことがある方も多いと思う。それだけにホーム向けのIoTサービスの拡充に向けてエンコアードジャパンと組むのは魅力的な連携かもしれない。
YAMADAスマートホームでは、エンコアードジャパンが提供するエネルギーIoTプラットフォーム「エネトーク」を活用する。
宅内の分電盤にエネトークのデバイスを取り付けることで、1秒ごとに電力データを得ることができるようになるので、自宅の電気使用量をリアルタイムでチェック可能となる。ユーザーはそのデータをスマートフォン向けアプリで手軽に確認できる。
ユーザーは自らが設定した電力使用量の目標値に対しての節電アドバイスを受けることもできるし、実際にはアドバイスを抜きにしても電力使用量の詳細を知ることができるだけでも、どのように節電していけばいいかの指針になると思う。近年の家電は使用電気代の目安を音声や表示で教えてくれるものも多いが、家全体で節電を考えていくには十分ではない。
また、YAMADAスマートホームでは、温度、湿度、照度、加速度を計測できるマルチセンサー「エネトークタッチ」、自宅の家電を遠隔操作できる「スマート家電リモコン」を連携させることもできる。
例えば、ドアの開閉、温度・湿度の変化などを検知して、家族の帰宅や宅内の異常などをスマートフォンに通知することもできる。いつでもどこでも家の状況をスマートフォンで把握できるようになる。
ソフトバンクとしてはYAMADAスマートホームと「SoftBank 光」などの通信サービスを同時に申し込むことでお得に導入できる特典を提供するという。
なお、YAMADAスマートホームの利用料金は初期投資としての機器代は12,800円もしくは14,800円だが、月々の使用料は880円か1,480円となっている。これは加入プランによって変わってくる。
【情報元、参考リンク】
・YAMADAスマートホーム公式サイト
・ソフトバンク/プレスリリース