<▲図:超小型、手のひらサイズのPalm Phone> |
Palm Phoneの特徴はとにかく小型軽量だという点。ここまで小さい機種は本当に珍しいし、近年スマートフォンは大型化が進み、超小型の製品をほとんど見かけなくなっているので貴重な存在だ。
ちょうどクレジットカードくらいの大きさで、具体的には約56.0 x 96.6 x 7.4mmで、重さが約62.5gとなっている。これなら胸ポケットに入れてもズッシリした感じにはならなそうだ。キッズケータイよりも薄く、軽いので本当に超小型軽量だ。
本体サイズが小さいので、ディスプレイのサイズもそれに伴って小型。
3.3インチで解像度が1,280 x 720ドット。HD液晶だが、3.3インチと小さいので十分精細だ。
OSはAndroid 8.1で、プロセッサはQualcomm Snapdragon 435、メモリ(RAM)は3GB、ストレージ(ROM)は32GB、バッテリー容量は800mAh、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)準拠、IP68相当の防水・防塵仕様といった基本スペック。
超小型スマートフォンなので当然、各コンポーネントを収められるスペースも小さく、スペック面でもある程度の妥協が必要になるはずだが、日常普通に使う分には問題ない構成となっている。メモリは3GBあるし、ストレージも32GBあるので、ストレスを感じるシーンは少ないと思う。
<▲図:IP68相当の防水・防塵仕様> |
さすがにカメラはエントリークラスといった感じで、背面のメインカメラが約1200万画素、前面のインカメラは約800万画素となっている。Palm Phoneに高性能のカメラを求めることもないと思うので、必要十分だろう。
<▲図:超小型> |
対応する通信方式は下記の通り。3Gはau非対応だが4G LTEはNTTドコモ(以下、ドコモ)とau、ソフトバンクの3キャリアに対応している。ただし、周波数帯は各キャリアでバラバラなので注意して欲しい。
・4G LTE(FDD-LTE):ドコモ(1.7GHz、2.1GHz)、au(2.1GHz)、ソフトバンク(900MHz、1.7GHz、2.1GHz)
・3G(W-CDMA):ドコモ(2.1GHz)、ソフトバンク(900MHz、2.1GHz)
国内での販売は「BlackBerry KEY2」でも正規代理店を担っているFOXで、もちろんメーカー保証等のサポートも行う。同社はBlackBerry KEY2を始め、複数の海外製品の日本市場導入で実績もあるので安心して購入できそうだ。
下に掲載したのはAmazonでの商品リンク。
【情報元、参考リンク】
・FOXオンラインストア/Palm Phone製品ページ
・+Style/Palm Phone製品ページ