TCLコミュニケーションの日本市場における正規代理店であるFOXがQWERTYタイプの物理キーボードが魅力のAndroidスマートフォン「BlackBerry KEY2」の廉価版といえるライトエディション「BlackBerry KEY2 LE」を19日に発売する。すでに予約受付は始まっていて、価格は55,370円(税抜)。
BlackBerry KEY2はQWERTYキーボードだけが特徴というわけではなく、スペック自体ハイグレードで、Androidスマートフォンとして純粋に魅力的な機種となっている。そしてそれは今でも変わらず、依然としてハイエンド機種の一つと言っていい。
一方、新たに登場するBlackBerry KEY2 LEは、様々な面でコストカットが行われているものの、物理キーボードを欲しい方には魅力ある端末だと思う。
ただし、物理キーボードは本当に純粋なキーボードで、キー表面でのタッチ操作はできない。BlackBerry KEY2の場合は、タッチ操作可能なキーボードとなっていて、実はキーボード上でのタッチ操作も可能となっている。これが思いの外便利だ。
しかし、BlackBerry KEY2 LEではタッチ操作は不可能で、機械的なキーボードのみとなっている。
どちらにするか迷う方は、この機能を重視するかどうかで選んでもいいと思うくらいだ。便利は便利だが、無くてもいいといえば、それはそれで慣れてしまうとも思う。数万円の差があるので悩みどころではあるだろう。
それでは他の違いを見ていくと、BlackBerry KEY2 LEは基本スペック面、CPU、メモリ、カメラ、バッテリー容量などでも若干のスペックダウンとなっている。とはいえ、CPUとメモリ(RAM)はQualcomm Snapdragon 636、4GBなので実用上は多くのユーザーがストレスを感じることはないと思うし、バッテリー容量も500mAh減っただけで、カメラも背面メインカメラのレンズとセンサーが変更になってはいますがデュアルカメラ構成であることは同じで、ボケを楽しむようなことはできます。
ストレージ容量(ROM)は64GBありますし、ディスプレイのサイズ(4.5インチ)と解像度(1,620 x 1,080ドット)も同じですし、通信速度もLTEで下り最大150Mbps対応なので、悪くありません。
BlackBerry KEY2よりも35,000円前後安価なので、BlackBerry KEY2 LEは手にしやすいと思います。
なお、BlackBerry KEY2 LEはSIMフリーでAmazon.co.jp、FOXの公式通販サイト、ビックカメラグループ(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)、ヨドバシカメラなどで販売される。
カラーバリエーションは3色。Slate、Champagne、Atomicだ。
下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンク。
【情報元、参考リンク】
・FOX/BlackBerry KEY2 LE製品ページ
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