Anker PowerPort Atom PD 4は高出力のUSB-PD対応ポートを2つ(端子はUSB-C)と、通常のType-Aポートを2つ備えた合計4ポート出力のアダプター。USB-PDポートが最大100W出力に対応していることと、本体サイズが約110 × 85 × 34mmと小型であることが大きな特徴。
出力ポートをより詳しく見ていくと、USB-Cポートは5V/3A、9V/3A、15V/3A、20V/5Aに対応している。一方のType-Aポートは各ポート最大5V/2.4Aだ。
USB-Cポートは単体でも最大で100W出力をサポートしていて、これはAnkerの製品では初となる。USB-PDの規格上限値が100Wであり、本製品は上限値までサポートしていることになる。ただし、1ポートでの出力が最大100Wである一方、4ポート合計でも最大100W出力なので、さすがに4台同時充電など複数のポートを使うときにはUSB-Cポートだけで100Wというわけにはいかない。
とはいえ、USB-Cポートを2つ使って、USB-PD対応ノートPCを2台同時に充電するようなことまでできてしまうので、とても便利な製品だ。
USB-PD対応のMacBookなどのノートPCを充電できるほか、Androidスマートフォン、タブレット、iPhone、iPad、携帯ゲーム機など様々な機器を充電できるが、iPhoneに関しては、Apple MFi認証を取得した「Anker PowerLine II」と合わせて使うことで、一般的な5W出力の充電器と比べて最新のiPhoneを約1時間早く充電できる。
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【情報元、参考リンク】
・アンカー/プレスリリース