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LINEのAIアシスタント「Clova」搭載のスマートディスプレイ「Clova Desk」が3月19日発売!画面があることでスマートスピーカーより多機能

LINEは12日、スマートスピーカー「Clova WAVE」「Clova Friends」などで利用しているAIアシスタント「Clova」を搭載した新製品として、スマートディスプレイ「Clova Desk」(クローバ デスク)を19日に発売すると発表した。LINE Clova公式サイトで19日11時より販売開始となる。

<▲図:Clova Desk>

Clova Deskはスマートスピーカーのような使い方ができることに加えて、搭載するディスプレイの存在によって、より多くの用途で活用できる機器となっている。

<▲図:Clova Deskの利用イメージ>

例えば、画面があることで、朝出かける前のタイミングで天気を聞いたり、電車の運行情報やその日のスケジュールを確認する場合でも、視覚的にも確認できる。この辺りはスマートフォンを使えばいいような気もするが、部屋のどこかに定位置を決めて設置したディスプレイで確認するというのは、スマートフォンとはまた違うので、便利だろう。スマートスピーカーのように音(声)だけの案内にも、そもそも画面を見なくてもいい、という利点があるので、どちらが上ということもないが、Clova Deskには良さがある。

また、スマートスピーカーで好評な赤外線リモコン機能(家電連携)も搭載している。

テレビ、照明、エアコンなど、普段使っている家電(赤外線リモコンを使っている機器)をClova Deskを介して音声のみで操作することができる。Clovaを介した家電操作は赤外線が届く範囲にある家電しかできないが、Clova Deskには赤外線の送信ポートが本体の前面と背面に搭載されているので、カバーできる範囲が広い。例えばリビングに設置する場合、適切な場所を選ぶことで、リビング内にあるテレビ、AV機器、照明、エアコンなど、ほぼ全ての家電を一手にコントロールできるようになるかもしれない。

画面があることでLINEを使ったコミュニケーションも便利だ。

カメラが搭載されているのでLINEでのビデオ通話が可能となっている。外出中の家族とのビデオ通話端末としても使えそうだ。

スマートスピーカーで「LINE MUSIC」を利用している方も多いと思うが、Clova Deskでの場合は、画面にジャケット画像、アーティスト名、歌詞などの表示が可能となっている。ランダム再生中などに気になった曲がある場合、手軽に曲名やアーティスト名を確認できるのは便利かもしれない。

<▲図:LINE MUSIC、クックパッド、AbemaTVなどとの連携も>

料理中のレシピの確認にも使える。クックパッドとの連携によって、例えば「ハンバーグのレシピを教えて」と音声で伝えるだけでレシピを表示してくれる。しかも、Clova Deskの購入者には、クックパッドにおける有料の「プレミアムサービス」が最大3ヶ月間無料で使えるクーポンがプレゼントされる。

他にも、インターネットテレビ局「AbemaTV」との連携が3月中に可能となる予定となっている。

<▲図:利用できる機能の数々>

スマートスピーカーとしての基本機能の向上もある。音声認識性能が強化されていて、騒音環境下での呼び出し性能が最大20%向上しているという。音声操作の指示を受けてからの反応速度も最大20%向上している。

Clova Deskの販売価格は27,540円(税込)で、カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。

<▲図:Clova Deskのスペック>

【情報元、参考リンク】
LINE Clova公式サイト
LINE/プレスリリース

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