メルカリの100%子会社である株式会社メルペイは13日、スマートフォンを使った決済サービス「メルペイ」の提供をiOS先行で開始した。
メルペイはフリマアプリ「メルカリ」との連携が他社の決済サービスとの大きな違いとなっている。また、現時点ではAndroid版は登場していないので、Androidユーザーはまだ待つ必要がある。
メルペイは今トレンドのQRコード決済には今のところは非対応で(今後の対応予定も現時点では不明)、NTTドコモ(以下、ドコモ)が展開する非接触決済サービスである「iD」を介して利用する形を採っている。とはいえ、メルペイは今回のiD対応を第一弾としているため、おそらく今後、複数の決済手段に対応するものと推測される。
今後の事業構想、サービスの拡張計画は2月20日開催のカンファレンス「MERPAY CONFERENCE 2019」で公開される予定とされているので、Android対応なども含めて疑問点が解消されるはずだ。
さて、そのメルペイだが、登録した銀行口座経由、もしくはメルカリ上での取引を通じて保有している売上金をメルカリ内での商品購入のほか、iDに対応するコンビニ、ドラッグストア、レストラン、ファーストフード店などで利用することができるようになっている。iDなので店頭の読み取り端末にスマートフォンをかざすだけなので、個人的にはQRコード決済よりも楽だと思う。
なお、iPhoneでメルカリアプリのバージョンを最新のものにアップデートして設定を行うと、「Apple Pay」においてiD用のサービスとしてメルペイが登録される形となる。
【情報元、参考リンク】
・メルペイ/プレスリリース
・「MERPAY CONFERENCE 2019」公式サイト
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