<▲図:カラーは左からディープホワイト、ピュアブラック> |
AQUOS R2 Compactはソフトバンク版が先行投入されていて現在も販売中だが、今回はSIMフリーモデルが登場ということで、NTTドコモ(以下、ドコモ)やauの回線を使った格安SIM/スマホサービス各社での利用も可能となった。通信サービスの選択肢が増えるのは本当に嬉しいニュース。
販売価格はソフトバンク版が一括だと82,080円だが、SIMフリーモデルも約8万円と見られる。ただし、実際に購入する際は格安SIM/スマホサービス事業者によって異なる。また、各社のキャンペーン次第では実質的な出費はさらに下げられる可能性があり、場合によってはかなりお得に購入できるかもしれない。その辺りは今後の各社の発表も待ちたいところ。
さて、そのAQUOS R2 Compactだが、ボディサイズは幅が約64mm、長さが131mm、厚さが9.3mmで、重さは約135gとなっている。
幅が70mmを切るスマートフォンは今では珍しい。しかも、CPUがQualcomm Snapdragon 845(2.8GHz+1.7GHzのオクタコア)、メモリ(RAM)が4GB、ストレージ(ROM)が64GBと、基本スペックも良い。
ディスプレイは5.2インチサイズで、解像度が2,280 x 1,080ドットのハイスピードIGZO液晶。120Hz駆動、そして従来ディスプレイと比べて約1.6倍の高速応答による滑らかな描画性能はシャープならでは。
しかも、近年のトレンドとなっている「ノッチディスプレイ」は「ダブルノッチ」となっている。上側だけでなく下側もくりぬいた形状だ。ただ、これに関しては好みが分かれるとも思う。とはいえ、限界ギリギリまで前面をディスプレイで占めているのは先進性を感じさせる。
下側はちょうど指紋認証センサー部分に沿ってくり抜いた形だが、その指紋認証センサーは「ホーム」「戻る」「アプリ切替」キーとして使うこともできる。
これはAQUOS R2 Compactだけの機能ではないが、AQUOSシリーズの指紋認証センサーキーはタップで「ホーム」、右左フリック操作で「戻る」と「アプリ切替」に割り当てられるので、かなり操作性がいい。これらの操作は日常最も多く使うと思うので、多くのユーザーが本当に便利だと感じると思う。
メインカメラは約2,260万画素のセンサーを採用し、光学式と電子式のW手ブレ補正を搭載している。前面のサブカメラは約800万画素だ。
OSはAndroid 9で、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothは5.0対応、搭載バッテリー容量は2,500mAhとなっている。今のシャープはOSのアップデート対応もしっかりとしているのでその点でも安心だ。
AQUOS R2 Compactは今冬大注目の機種の一つなので、SIMフリースマートフォン市場でも人気を集めるかもしれない。
【情報元、参考リンク】
・シャープ/AQUOS R2 Compact製品ページ
・シャープ/プレスリリース
※下記の格安SIMサービスがAQUOS R2 Compactを扱うかどうかは本記事執筆時点では未発表なので分かりません。
・UQモバイル
・IIJmio
・LINEモバイル
・BIGLOBEモバイル
・楽天モバイル