<▲図:Wiko Tommy3 Plus> |
予約は18日より受付開始となっていて、発売日は月末の予定とされている。市場想定価格は14,800円(税抜)で、カラーバリエーションはミラー、ブラック、ブリーン、チェリー・レッドの4色。
<▲図:左側がミラーで、右がブラック。ミラーのみ背面の基本デザインが若干異なる> |
<▲図:左がブリーン、右がチェリー・レッド> |
初心者などに向けた低価格のスマートフォンといえば、ディスプレイを囲む縁の部分(ベゼル)が太い機種が多いという印象を持つ方も多いと思うが、Tommy3 Plusは左右のベゼルが狭く、上下も十分に狭く、一見すると中価格帯以上の機種との見分けがつきにくい前面デザインになっている。背面に関してもカラーがミラーのモデルは凝ったつくりになっていて、低価格機とは思えないほどオシャレだ。ブラック、ブリーン、チェリー・レッドに関してもシンプルなデザインで、あまり人を選ばないものとなっている。
ディスプレイのサイズは5.45インチで、縦横比は18:9と縦長で、解像度は1,440 x 720ドット。さすがにフルHD+などではないが、1万円台のスマートフォンとしては十分だだろう。
CPUはMediaTekのMT6739WW(クアッドコア)、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GBと、この辺りのスペックは低価格機グレードだが、スマートフォン初心者を始め、あまり多種多様なアプリを使わないとか、ゲームをあまり遊ばないといった方の場合は十分かもしれない。一方、ゲームをそれなりに遊ぶ方の場合はスペック不足となる可能性が高いと思う。
OSはAndroid 8.0で、通常のホーム(ウイコウ・ランチャー)だけでなく、初心者用のシンプルなホーム(シンプル・ランチャー)も用意されているので、最初はシンプル・ランチャーを使って、慣れてきたらウイコウ・ランチャーに戻したり、一般のホームアプリをGoogle Playで探して入れてみる、というのも良いかもしれない。
カメラは背面のメインカメラが1,300万画素で、前面のサブカメラが500万画素、ボディサイズは約147.6 x 71.3 x 8.6mm、重さは約150g、バッテリー容量は2,900mAhとなっている。ちなみにバッテリーカバーは取り外し可能なので、バッテリー交換も自分でできる。
対応するモバイル通信規格は下記の通りで、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠となっている。
- 2G 850/900/1800/1900
- 3G B1/2/5/6/8
- 4G FDD B1/3/5/7/8/18/19/20/26/28B
モバイル通信に関しては、NTTドコモ、au、ソフトバンク、いずれの方式にも対応していて、VoLTEもサポートしている。
本体パッケージにはmicroUSBケーブル、ACアダプタ、保証書、nanoSIM用アダプターの他に、保護フィルムと透明カバー(クリアケース)まで同梱されるので、ユーザー自身が別途保護フィルムとカバー(ケース)を購入しなくてもいい、という点は嬉しい。意外とフィルムとカバーの出費もバカにならないので、カバーデザインにこだわりがない場合には十分だと思う。
なお、Tommy3 PlusはWikoの直販サイト、MVNO各社(格安SIM/スマホサービス提供各社)、家電量販店などで販売される。
【情報元、参考リンク】
・Amazon.co.jp/Wiko Tommy3 Plus
・Wiko公式サイト