<▲図:AQUOS R> |
AQUOS Rはドコモの他、ソフトバンク、auからもリリースされていて、他社ではすでにAndroid 9アップデートが提供されていたため、ドコモ版ユーザーも今か今かと首を長くして待っていた方も多いと思う。アップデートの所要時間の目安は約34分間とされているが、あくまでも目安なので時間に余裕のある時に行いたい。
Android 9では、ユーザーの日々の操作状況を学んだ上で自動的に各種調整を行うAIを活用した機能が拡充されている。
例えば電力管理に関しては「自動調整バッテリー」機能によって、使用頻度が低いアプリをAndroidが自動的に制限することで、バッテリーの持ちが改善される。もちろん使用状況を常に学んで制御自体調整される。
ディスプレイの明るさ調整も使用状況を学んで自動的に行ってくれる機能がある。従来の自動調整機能は照度センサーを使って周囲の明るさに合わせて調整するといったものだったが、Android 9では、ユーザーの使用状況に即した調整をしてくれる。それこそ夜になるとユーザーが手動操作で画面の明るさをよく落としているとか、朝の通勤・通学時には明るさを上げているとか、そういった行動を学習して自動的に行ってくれる。
地味ながら意外とちょっと便利な機能として「ワンタッチ固定」がある。
縦画面に固定中、横画面の表示に変更したいという状況があると思う。その場合、画面に表示されるボタンをタップすることで、ワンタッチで横画面に固定できる。ただし、これは対応アプリの場合のみ。
他にはシャープならではの「エモパー」も進化する。外出時、AQUOS Rを耳に当てるだけでエモパーがその時に役立つだろう情報を話してくれる。エモパーとの接点というか、エモパーを使う機会が増えるかもしれない。
ファイル管理アプリも変更になる。従来の「ファイルアプリ」から「コンテンツマネージャーアプリ」に変わる。
なお、アップデートは「設定」→「システム」→「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」と進め、あとは画面に表示される指示に従って操作を行えば導入できる。
【情報元、参考リンク】
・NTTドコモ/AQUOS R SH-03Jの製品アップデート情報