ソフトバンク及びエリクソンは7日、「ソフトバンク」及び「ワイモバイル」の通信サービスにおいて6日に発生した全国的な通信障害に関するレポートと謝罪メッセージを公開した。
今回の通信障害は6日13時39分頃から18時4分頃までの間、全国的に発生し、ソフトバンクの通信サービスを使う他社サービスも含めて広範囲に影響が出た。非常に多くのユーザーに何らかの形で影響が生じ、メディアでの報道も広く行われた。
ソフトバンク及びワイモバイルの携帯電話サービスが全国で繋がりにくくなった他、両回線を使ってサービスを提供するMVNO各社のサービスも同様に繋がりにくくなり、さらには両社の携帯電話及び携帯電話モジュールを使っている各社のサービスも利用しづらい、もしくは利用できない状況となった。
ソフトバンクによれば、調査の結果、全国のユーザーをカバーする東京センター及び大阪センターに配置されているエリクソン社製のパケット交換機全台数でソフトウェア異常が発生したことが直接的な原因だという。
今回のソフトウェア異常はエリクソン社製の通信設備を使用する海外11ヶ国の通信事業者でもほぼ同じ時刻に発生したということで、ソフトバンクに限らないトラブルだったことも明らかになっている。
エリクソン社によれば、特定の二つのバージョンのソフトウェアを利用しているネットワークで障害が発生したという。
ソフトバンクの設備で使われている今回のソフトウェア自体は9ヶ月前から運用されているとのことだが、今回はサービス復旧に向けて旧バージョンに戻したという。
エリクソン社のCEOを務めるボリエ・エクホルム氏は今回の障害に対して次のようなコメントをプレスリリースに寄せている。
「今回の障害を引き起こした問題のあるソフトウェアは、現在廃棄処理を進めています。私たちのお客様だけではなく、ユーザーの皆様にもご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。現在、私たちのお客様における影響を最小限に抑えることができるよう、またサービスを早急に復旧できるように鋭意努力させていただいております」
今後の再発防止に向けてソフトバンクはエリクソン社と共同で取り組んでいくとしている。
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンク/2018年12月6日に発生した携帯電話サービスの通信障害に関するおわび
・エリクソン社/ソフトバンクの障害情報に関するお知らせ
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