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社会現象的な注目を集めたスマホ決済サービス「PayPay」の100億円キャンペーンが10日間で終了

ソフトバンクとヤフーの共同出資会社であるPayPay株式会社が提供するスマートフォン決済サービス「PayPay」(ペイペイ)において実施中だった「100億円あげちゃうキャンペーン」が13日23時59分に終了となることが明らかになった。


同社がPayPay普及に向けて4日より実施したこのキャンペーンは、ユーザーへの還元率が高く、SNSで話題になった他、大手新聞各紙、テレビ、Webと非常に数多くのメディアでも取り上げられ、社会現象的な広がりを見せた。スマートフォンとQRコードを使った決済サービスとしては日本市場においては後発ながら、今回のキャンペーンで一気に認知度を上げることに成功したと言えそうだ。

キャンペーン終了後は通常状態に戻り、PayPayでの支払いごとに得られる還元は、決済利用金額の0.5%相当の電子マネー(PayPayボーナス)となる。

今回のキャンペーンでは決済額の20%が還元されたため、一気に40分の1に下がってしまうことになるが、ある意味異常といってもいいほどの高還元率のキャンペーンだっただけで、普通の状態に戻るだけとも言える。

PayPayは加盟店にとっては導入コストが劇的に安価で済み(0円)、手数料も3年間は不要といったメリットがあるが、一般消費者側としては0.5%の還元率だけだと他のポイントサービス、電子マネー/決済サービスと比べた還元メリットがあまりないので、今回の盛り上がりが一過性のものとして終わってしまわないかにも注目だろう。スマートフォンにQRコードを表示させる決済サービスは各社が続々と参入して競争激化が予想されるだけに、どのサービスが生き残るのかにも注目したいところ。

また、PayPayに限らず、再び同じような高還元率のキャンペーンが実施されるかもしれないので、この市場のサービスのニュースは要チェックだ。

【情報元、参考リンク】
PayPay公式サイト
PayPay/100億円あげちゃうキャンペーンについて

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